コンフィグレーションガイド Vol.1

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16.2.3 イーサネットのシャットダウン

[設定のポイント]
イーサネットのコンフィグレーションでは,複数のコマンドでコンフィグレーションを設定することがあります。そのとき,コンフィグレーションの設定が完了していない状態でイーサネットがリンクアップ状態になると期待した通信ができません。したがって,最初にイーサネットをシャットダウンしてから,コンフィグレーションの設定が完了したあとにイーサネットのシャットダウンを解除することを推奨します。なお,使用しないイーサネットはシャットダウンしておいてください。また,本設定によってポートの電力をOFFにします。

[コマンドによる設定]
  1. (config)# interface gigabitethernet 1/10
    イーサネットインタフェース1/10の設定を指定します。
     
  2. (config-if)# shutdown
    イーサネットインタフェースをシャットダウンします。
     
  3. (config-if)# *****
    イーサネットインタフェースに対するコンフィグレーションを設定します。
     
  4. (config-if)# no shutdown
    イーサネットインタフェースのシャットダウンを解除します。
     

[関連事項]
運用コマンドinactivateでイーサネットの運用を停止することもできます。ただし,inactivateコマンドでinactive状態とした場合は,装置を再起動するとイーサネットがactive状態になります。イーサネットをシャットダウンした場合は,装置を再起動してもイーサネットはdisable状態のままとなり,active状態にするためにはコンフィグレーションでno shutdownを設定してシャットダウンを解除する必要があります。

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