ハードウェア取扱説明書

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1.6.5 NFMX−34

NFMX−34は以下のハードウェア仕様を備えたネットワークインタフェース機構です。

<この項の構成>
(1) 正面外観
(2) LEDおよびスイッチ
(3) コネクタ

(1) 正面外観

LEDについては「表1-17 NFMX−34正面パネルLEDの表示について」を参照してください。

図1-26 NFMX−34の正面外観

[図データ]


NOTE
イーサネットポート32とイーサネットポート33は,それぞれ以下のインタフェースを持っています。
  • 10BASE−T/100BASE−TX/1000BASE−Tインタフェース
  • 1000BASE−SX/1000BASE−LX/1000BASE−LHインタフェース
この2つのポートでは,上記のどちらか1つのインタフェースを選んでお使いいただくことができます。(同時にお使いいただくことはできません。)
初期の状態では,この2つのポートは1000BASE−SX/1000BASE−LX/1000BASE−LHインタフェースを使用できるように設定されています。
10BASE−T/100BASE−TX/1000BASE−Tインタフェースをお使いいただくには,Line情報の回線種別を変更する必要があります。
Line情報の回線種別の変更については,AX7800S・AX5400Sソフトウェアマニュアル 構成定義コマンドレファレンスVol.1を参照してください。

(2) LEDおよびスイッチ

表1-17 NFMX−34正面パネルLEDの表示について

名称 種類 状態 内容
STATUS LED:緑/黄/赤 NIFの動作状態を示す 緑点灯:動作可能
黄点灯:閉塞
緑点滅:準備中(立ち上げ中)
赤点灯:障害検出
消灯 :NIFの電源OFF(NIFの交換可能)
CLOSE/FREE スイッチ
(ノンロック)
クローズ/フリースイッチ(注1) 動作中のNIFの電源をOFFにする
また,電源OFFのNIFを起動する
0〜31 LED:緑/黄 回線の動作状態を示す 緑点灯:リンク確立
緑点滅:リンク確立およびフレーム送受信中
黄点灯:障害検出
消灯 :STATUS LEDが緑点灯の場合は,リンク障害(注2),閉塞のいずれか
32,33 10BASE−T/100BASE−TX/1000BASE−Tインタフェース G:LINK
Y:LINE ERR
LED:緑/黄 回線の動作状態を示す 緑点灯:リンク確立
緑点滅:リンク確立およびフレーム送受信中
黄点灯:障害検出
消灯 :STATUS LEDが緑点灯の場合は,リンク障害(注2),閉塞のいずれか
ACT LED:緑 回線が使用可能か使用不可能かを示す 緑点灯:使用可能
消灯 :使用不可能
1000BASE−SX/1000BASE−LX/1000BASE−LHインタフェース G:LINK
Y:LINE ERR
LED:緑/黄 回線の動作状態を示す 緑点灯:リンク確立(注3)
緑点滅:リンク確立およびフレーム送受信中
黄点灯:障害検出
消灯 :STATUS LEDが緑点灯の場合は,リンク障害,閉塞のいずれか
ACT LED:緑 回線が使用可能か使用不可能かを示す 緑点灯:使用可能
消灯 :使用不可能

(注1):CLOSE/FREEスイッチは正面パネルより奥にあります。先の細いドライバなどを使用して押してください。

(注2):インタフェースケーブルが抜けている場合も含みます。

(注3):対向装置が回線の閉塞や装置の電源を切断しても点灯する場合があります。



!警告
ネットワークインタフェース機構のスイッチを押す場合,先の折れやすいものや,虫ピン,クリップなど,中に入って取り出せなくなるようなものは使用しないでください。火災・感電の原因となります。

(3) コネクタ

各コネクタに接続するケーブルについては,「3. インタフェースケーブルおよび端末の準備」を参照してください。

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