運用ガイド
コアファイル格納ディレクトリ(/primaryMC/var/core)にコアファイルが作成されている場合は,次の作業を行ってください。
- ファイル作成時刻を確認します
”ls -l”を実行して,ファイルが作成された時刻を確認してください。
図8-4 コアファイル作成時刻の確認
> ls -l /primaryMC/var/core -rwxrwxrwx 1 root wheel 1153219 Jun 21 16:35 rtm.core >- ファイルが作成された要因を調査します
show loggingコマンドを実行して,ファイルが作成された時刻のログの内容を「メッセージ・ログレファレンス 3. 装置関連の障害およびイベント情報」を参照しながら確認してください。
図8-5 コアファイル作成時のログ確認
> show logging (途中省略) EVT 06/21 16:36:27 R7 RM 05001001 1001:000000000000 rtm restarted. (以下省略) >- 障害情報を採取します
コアファイルが障害により作成されている場合は,show tech-supportコマンドを実行して障害情報を採取してください(詳細は「9.1 障害情報の取得」を参照してください)。
- ファイルを保存します
障害解析などで必要な場合は,コアファイルを保存してください。なお,コアファイルをコンソールやリモート運用端末に保存する場合は「9.2 保守情報のファイル転送」を参照してください。また,予備MCに保存する場合はcpコマンドを実行してください。
- ファイルを削除します
障害解析の終了などでコアファイルが不要になった場合は,rmコマンドを実行して削除してください。
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