運用ガイド
VLANを使用した場合の,FDBに関する確認内容には次のものがあります。
- <この項の構成>
- (1) FDB情報の確認
- (2) MACアドレス学習数の確認
(1) FDB情報の確認
show fdbコマンドを実行し,FDBに登録されているMACアドレスとそのMACアドレスを宛先とするフレームの中継先を確認してください。show fdbコマンドにより,MACアドレス学習により登録したアドレスを確認できます。本コマンドで表示されないMACアドレス宛のフレームはVLAN全体にフラッディングされます。
図6-12 FDB情報の表示
> show fdb MAC address VLAN Aging-Time Type Port-list 00:12:E2:42:c3:ba 1 230 Dynamic 1/1-10, 3/1 00:12:E2:01:10:00 200 1000000 Dynamic 4/1 00:12:E2:02:20:13 200 310 Dynamic 2/1 >
(2) MACアドレス学習数の確認
show fdb learning-counterコマンドを実行し,MACアドレス学習による現在の学習アドレス数を確認してください。学習アドレス数はポートごとの合計を表示します。コンフィグレーションコマンドfdbのlimit-learningサブコマンドによりMACアドレス学習数を制限していてCount数とLimit数が一致している場合は,それ以上のMACアドレスを学習できない状態です。Typeは,その状態で学習の対象となる送信元アドレスを持つパケットを受信した場合の動作を示します。
図6-13 MACアドレス学習数の表示
> show fdb learning-counter Port counts:8 Port Count Limit Type 2/0 0 - - 2/1 100000 125000 Discard 2/2 0 300 Forward 2/3 50 - - 2/4 45 - - 2/5 0 300 Forward 2/6 0 300 Forward 2/7 22 300 Forward >
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