コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1

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isis【OP-ISIS】

ルーティングプロトコルIS-ISに関する動作情報を設定します。

[入力モード]

グローバルコンフィグモード

[入力形式]

情報の設定・変更
isis [{ yes | no }]
 >>移行モード:isis

情報の削除
delete isis

情報の表示
show isis

[サブコマンド入力形式]

グローバル情報の設定・変更
net <hexstring>
is-type { level-1 | level-1-2 | level-2-only }
protocols-supported { ip | ipv6 | ip ipv6 }
multipath
preference <preference>
external-preference <preference>
metric-style { narrow | wide } [{ level-1 | level-2 }]
graceful-restart mode {restart | helper | both}
graceful-restart restart-time <Time>【AX7800S】
graceful-restart compatible {draft | rfc3847}
overload-bit [on-startup [<second>]] [graceful-start]
ignore-attached-bit
authentication mode { md5 | text } [{ level-1 | level-2 }]
authentication send-only [{ level-1 | level-2 }]
authentication key <Auth_Key> [{ level-1 | level-2 }]
summary <Network> { level-1 | level-2 | level-1-2 } [ restrict ]

グローバル情報の削除
delete net <hexstring>
delete is-type
delete protocols-supported
delete multipath
delete preference
delete external-preference
delete metric-style { narrow | wide } [{ level-1 | level-2 }]
delete graceful-restart mode
delete graceful-restart restart-time【AX7800S】
delete graceful-restart compatible
delete overload-bit [on-startup] [graceful-start]
delete ignore-attached-bit
delete authentication
delete authentication mode { md5 | text } [{ level-1 | level-2 }]
delete authentication send-only [{ level-1 | level-2 }]
delete authentication key <Auth_Key> [{ level-1 | level-2 }]
delete summary
delete summary <Network>
delete summary <Network> { level-1 | level-2 | level-1-2 } restrict

インタフェース情報の設定・変更
interface { <Interface_Name> | localhost }
 >>移行モード:isis interface

インタフェース情報の削除
delete interface { <Interface_Name> | localhost }

[モード階層]

isis
 └─ isis interface

[パラメータ]

{ yes | no }
IS-ISを使用するかどうかを指定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    yes(ただし,isisコマンドを入力しない場合の初期値はnoです)
  2. 値の設定範囲
    yesまたはno

[サブコマンド]

グローバル情報

グローバル情報のサブコマンドを以下に示します。

net <hexstring>
IS-ISプロトコルが使用する装置OSIアドレスを指定します。IS-ISを使用する場合は,必ず定義してください。
ルータが所属しているエリアを識別するためのエリア識別子(area address)は,1オクテットから13オクテットの16進数を指定してください。ルータを識別するためのユニークな値である装置識別子(system ID)は,6オクテットの16進数を指定してください。OSIアドレスの最下位1オクテット(セレクタ:SEL)は00を設定してください。
[図データ]
装置識別子をIS-ISの経路情報の識別子として使用します。このため,ほかのIS-ISルータと装置識別子が重複した場合,正しい経路計算ができません。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    省略した場合は,IS-ISは動作しません。
  2. 値の設定範囲
    8オクテットから20オクテットまでの値を16進数表記で指定します。ドット記号(.)を入力し,任意の16進数の偶数けたごとに区切ることができます。
    エリア識別子を最大3つ設定できます。エリア識別子を複数入力する場合,装置識別子には同じ値を設定してください。

is-type { level-1 | level-1-2 | level-2-only }
接続するレベルを指定します。レベル1は,分割された各エリアのネットワークです。レベル2は,分割された各エリア間のルーティングをするためのネットワークです。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    初期値はlevel-1-2です。レベル1とレベル2の両方に接続します。
  2. 値の設定範囲
    level-1,level-1-2,またはlevel-2-onlyを指定します。

protocols-supported { ip | ipv6 | ip ipv6 }
IPv4およびIPv6を,IS-ISを使用してルーティング(経路の広告と学習)するかどうかを指定します。
Helloパケットでサポートプロトコルが一致していることをチェックし,一致しない隣接ルータと隣接関係を確立しません。なお,IS-ISのパケットを送受信する全インタフェースに指定したプロトコルのアドレスが定義されている必要があります。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    初期値はipです。
  2. 値の設定範囲
    ip,ipv6,または両方を指定します。ipまたはipv6を指定した場合,IPv4とIPv6のどちらか一方だけをルーティングします。
    ipとipv6の両方を指定した場合,IPv4とIPv6の両方をルーティングします。

multipath
IS-ISで生成する経路がコストの等しい複数のパス(ネクストホップ)を持っている場合に,生成する経路をマルチパス化することを指定します。最大パス数はオプション情報(optionsコマンド)のmax-pathsに従います。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    一つのパス(ネクストホップ)だけを有効とします。
  2. 値の設定範囲
    なし

preference <Preference>
IS-ISの内部経路のプレファレンス値を指定します。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    初期値は15です。
  2. 値の設定範囲
    <Preference>に2〜255(10進数)を指定します。2は最高の優先度,255は最低の優先度を示します

external-preference <Preference>
IS-ISの外部経路のプレファレンス値を指定します。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    初期値は160です。
  2. 値の設定範囲
    <Preference>に2〜255(10進数)を指定します。2は最高の優先度,255は最低の優先度を示します。

metric-style { narrow | wide } [{ level-1 | level-2 }]
IPv4経路のメトリックの広告方式を指定します。
広告方式によって,経路情報に付加できる情報や,広告可能なメトリック値の範囲が異なります。また,経路選択に使用するコスト値の上限が,ナローでは1023ですが,ワイドでは4261412864になります。
なお,本設定値に関わらず,どちらの経路も学習します。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    level-1とlevel-2のそれぞれでnarrowです。レベルを省略した場合,level-1とlevel-2のそれぞれで,指定した広告方式を使用します。
  2. 値の設定範囲
    narrowまたはwideを指定します。
    level-1またはlevel-2を指定することで,レベルごとに設定できます。レベルを指定した定義を,レベルを指定していない定義よりも優先します。

graceful-restart mode {restart | helper | both}
IS-ISで,グレースフル・リスタート機能を実行するかどうかを指定します。グレースフル・リスタートには,リスタートルータ機能と,ヘルパールータ機能があります。
なお,AX5400Sではヘルパールータ機能だけをサポートしています。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    リスタートルータ機能・ヘルパールータ機能共に実行しません。
  2. 値の設定範囲
    restart,helper,bothのどれかを指定します。
    ただし,AX5400Sでは,helperだけ指定できます。
    restartを指定した場合,リスタートルータ機能は実行しますが,ヘルパールータ機能は実行しません。
    helperを指定した場合,リスタートルータ機能は実行しませんが,ヘルパールータ機能は実行します。
    bothを指定した場合,リスタートルータ機能・ヘルパールータ機能共に実行します。

graceful-restart restart-time <Time>【AX7800S】
IS-ISで,グレースフル・リスタートのリスタートルータ機能を実行する際,リスタート後のヘルパーとの再接続の許容時間を指定します。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    60秒
  2. 値の設定範囲
    1秒から3600秒までを指定します。

graceful-restart compatible {draft | rfc3847}
本装置が送信するIS-ISグレースフル・リスタートのフィールドフォーマットが準拠する規格を指定します。rfc3847指定時はRFC 3847に従います。draft指定時にはdraft-ietf-isis-restart-03.txtに従います。
本装置のIS-IS隣接ルータの中にdraft-ietf-isis-restart-03.txtまたはそれ以前の規格に準拠した装置が1台でもある場合,draftを指定してください。これは,draft-ietf-isis-restart-03.txtまたはそれ以前の規格に準拠している装置では,RFC 3847準拠フォーマットを受信できないことがあるためです。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    draft
  2. 値の設定範囲
    rfc3847またはdraft

overload-bit [on-startup [<second>]] [graceful-start]
本装置を経路計算に使用しないことを通知するため,link-state PDU (LSP)のオーバロードビットを設定することを指定します。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    オーバロードビットを設定しません。
  2. 値の設定範囲
    指定なし,on-startup指定,および時間指定付きon-startupが指定できます。時間指定である<second>には1〜86400(秒)を指定します。
    on-startup指定がない場合は,オーバロードビットを常時広告します。
    on-startupを指定した場合,起動・再起動・系切替したあと,永続的にオーバロードビットを広告します。
    時間指定付きでon-startupを指定した場合,起動・再起動・系切替したあと,指定した時間だけオーバロードビットを広告します。
    さらに,graceful-startを指定できます。graceful-startを指定した場合,オーバロード機能使用時に,グレースフル・スタート機能を動作させます。

ignore-attached-bit
経路計算時に,デフォルトルータ広告 (attached bit) を基にデフォルト経路を生成するかどうかを指定します。本サブコマンドを指定した場合,デフォルトルータであると広告しているルータが存在しても,デフォルト経路を生成しません。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    デフォルトルータ広告を基に,デフォルト経路を生成します。
  2. 値の設定範囲
    なし

authentication mode { text | md5 } [{ level-1 | level-2 }]
complete sequence number PDU(CSNP),partial sequence number PDU (PSNP),link state PDU(LSP)の送受信に使用する認証モードを指定します。
textを指定した場合,平文パスワードで認証します。
md5を指定した場合,HMAC-MD5アルゴリズムによるメッセージダイジェストを比較することで認証します。
認証モード(認証なし,text,md5のどれか)は,同一エリア内のIS-ISルータ同士やlevel-2ルータ同士で統一する必要があります。
Helloパケットで認証を行う場合は,interfaceサブコマンドで認証を設定してください。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    level-1とlevel-2のそれぞれでtextです。
    (ただし,authentication key未指定時は認証なしです)
  2. 値の設定範囲
    textまたはmd5を指定します。level-1またはlevel-2を指定することで,レベルごとに設定できます。レベルを指定した定義を,レベルを指定していない定義より優先します。

authentication send-only [{ level-1 | level-2 }]
complete sequence number PDU(CSNP),partial sequence number PDU(PSNP),link state PDU(LSP)の受信時,認証しないことを指定します。
本サブコマンドを指定した場合,認証オプションを送信PDUに付加しますが,PDUの学習では認証を行いません。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    level-1とlevel-2のそれぞれで認証を行います。
  2. 値の設定範囲
    level-1またはlevel-2を指定した場合,指定レベルのパケット受信で本サブコマンドが有効となります。レベルを指定した定義を,レベルを指定していない定義より優先します。

authentication key <Auth_Key> [{ level-1 | level-2 }]
complete sequence number PDU(CSNP),partial sequence number PDU(PSNP),link state PDU(LSP)に使用する認証キーを指定します。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    なし
  2. 値の設定範囲
    <Auth Key>に,1〜254文字の文字列または2〜508けた(ただし,奇数けたを除く)の16進数を指定します。
    文字列を指定する場合,”文字列”の形式で指定してください。文字列を指定する場合,入力可能な文字は英数字および特殊文字です。
    詳細は,「パラメータに指定できる値」を参照してください。ただし,以下の文字は使用できませんので注意願います。
    エクスクラメーション(!),ダブルクォート(”),シャープ(#),ドル($),シングルクォート(’),セミコロン(;),逆シングルクォート(`),大カッコ始め({),大カッコ終わり(})
    16進数を指定する場合には,0xhh…hhの形式で指定してください。
    level-1またはlevel-2を指定することで,レベルごとに異なる値を設定できます。レベルの指定をした定義を,レベルを指定していない定義より優先します。

summary <Network> { level-1 | level-2 | level-1-2 } [ restrict ]
IS-ISで広告する経路のネットワークアドレスの範囲とレベルを指定します。
これと併せてexportコンフィグレーションで,指定した範囲の経路を広告対象とした場合,レベル間広告経路およびほかのプロトコルで学習した経路を集約して広告します(exportコンフィグレーションがない場合でも,レベル1から学習した経路は,レベル2へ集約して広告できます)。
指定した範囲内の経路は,指定したレベルへ広告しません。その代わりに指定した経路の範囲を,指定したレベルで広告します。なお,IS-ISインタフェースの直結経路の広告では,経路集約できません(ただし,レベル1-2インタフェースの直結経路は,レベル2広告だけで集約します)。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    なし
  2. 値の設定範囲
    <Network>は以下の形式で指定できます。
    本コマンドを複数回入力することで,複数のアドレスを指定できます。同一アドレスは複数指定できません。複数のアドレス範囲に含まれる場合,マスク長の最も長いアドレス範囲を広告対象とします。
 
<Network> := { <IP Address> mask <Mask> |
               <IP Address> masklen <Len> |
               <IP Address> / <Len> |
               <IPv6 Prefix> prefixlen <Prefixlen> |
               <IPv6 Prefix> / <Prefixlen> }
 

<IP Address> mask <Mask>:
IPアドレス<IP Address>およびマスク<Mask>で示される範囲のネットワーク。<IP Address>,<Mask>はドット記法で指定してください。また,<IP Address>の<Mask>範囲外のビットは0としてください。

<IP Address> masklen <Len>:

<IP Address> / <Len>:
IPアドレス<IP Address>およびマスク長<Len>で示される範囲のネットワーク。<IP Address>はドット記法で,<Len>はマスク長(0〜32:10進数)で指定してください。また,<IP Address>の<Mask>範囲外のビットは0としてください。

<IPv6 Prefix> prefixlen <Prefixlen >:

<IPv6 Prefix> / <Prefixlen>
IPv6プレフィックス<IPv6Prefix>とプレフィックス長<PrefixLen>で示されるネットワークで包含される経路情報を対象とします。IPv6プレフィックス<IPv6 Prefix>はコロン記法で,プレフィックス長<PrefixLen>は0〜128:10進数で指定します。

restrict
当該ネットワークを指定したレベルへ広告しないことを指定します。

インタフェース情報

インタフェース情報のサブコマンドを以下に示します。

インタフェース情報は,複数入力できます。

interface <Interface Name>
IS-ISが動作するインタフェースを指定します。IS-ISを使用する場合,IS-ISを動作させる全インタフェースを定義してください。
IS-ISをサポートしていないインタフェースを指定した場合,IS-ISのpassiveインタフェースとして使用します。
  1. 本サブコマンド省略時の初期値
    省略した場合,IS-ISが動作しません(disableインタフェースとなります)。
  2. 値の設定範囲
    <Interface Name>にコンフィグレーションで設定したインタフェース名を一つ指定します(複数のインタフェース名を列挙できません)。複数のインタフェースを指定する場合は,本サブコマンドを複数回入力してください。
    装置アドレスを利用する場合は,インタフェース名にlocalhost と指定してください。

[入力例]

  1. 情報の設定
    OSIアドレス(装置識別子:0809:0a0b.0000,エリア識別子:49.0001.0203.0405.0607)を設定し,接続インタフェース:Tokyo1にIS-ISを設定します。
     
    (config)# isis
    [isis]
    (config)# net 49.0001.0203.0405.0607.0809.0a0b.0000.00
    [isis]
    (config)# exit
    (config)# show isis
    isis yes
      net 49.0001.0203.0405.0607.0809.0a0b.0000.00
    (config)# isis
    [isis]
    (config)# interface Tokyo1
    [isis interface Tokyo1]
    (config)# priority 1 level-1
    [isis interface Tokyo1]
    (config)# exit
    [isis]
    (config)# exit
    (config)# show isis
    isis yes
      net 49.0001.0203.0405.0607.0809.0a0b.0000.00
      interface Tokyo1
        priority 1 level-1
    (config)# 
     
  2. 情報の変更
    IS-IS内部経路のプレファレンス値を20に変更します。
     
    (config)# isis
    [isis]
    (config)# preference 20
    [isis]
    (config)# exit
    (config)# show isis
    isis yes
      net 49.0001.0203.0405.0607.0809.0a0b.0000.00
      preference 20
      interface Tokyo1
        priority 1 level-1
    (config)# 
     
  3. 設定情報の表示
    IS-IS情報を表示します。
     
    (config)# show isis
    isis yes
      net 49.0001.0203.0405.0607.0809.0a0b.0000.00
      preference 20
      interface Tokyo1
        priority 1 level-1
    (config)# 
     
  4. 設定情報の削除
    preferenceおよびpriorityサブコマンドを削除します。
     
    (config)# show isis
    isis yes
      net 49.0001.0203.0405.0607.0809.0a0b.0000.00
      preference 20
      interface Tokyo1
        priority 1 level-1
    (config)# isis
    [isis]
    (config)# delete preference
    [isis]
    (config)# isis interface Tokyo1
    [isis interface Tokyo1]
    (config)# delete priority 1 level-1 
    [isis interface Tokyo1]
    (config)# exit
    [isis]
    (config)# exit
    (config)# show isis
    isis yes
      net 49.0001.0203.0405.0607.0809.0a0b.0000.00
      interface Tokyo1
    (config)# 
     

[関連コマンド]

options(経路制御オプション情報)

import(インポート・フィルタ情報)

export(エキスポート・フィルタ情報)

aggregate(経路集約情報)

apply(ルーティングプロトコルコンフィグレーション反映)

[注意事項]

  1. system config_update autoが定義されていない時に本コマンドを使用しコンフィグレーションの変更を行った場合は,applyコマンドを投入してください。
  2. 装置識別子を経路計算に使用するため,装置識別子が重複した場合,正しい経路計算を行えません。
    netの装置識別子フィールド値は,同一エリア内のIS-ISルータ同士やlevel-2ルータ同士と重複しない値を設定してください。
  3. 本コマンドを使用しサブコマンドの変更を行った場合,一部のサブコマンドでは設定値を反映するために,一時的に隣接ルータとの隣接関係の切断や経路情報の削除などが発生します。詳細については,「表1-9 コンフィグレーションコマンド一覧」を参照してください。
  4. グレースフル・リスタートのリスタート機能(パケットフォワーディングの維持機能)を使用するときは,オプション情報(options)のgraceful-restartパラメータを設定してください。
  5. protocols-supportedの定義で指定したプロトコル(IPv4,IPv6,または両方)のアドレスをIS-ISのパケットを送受信する全インタフェースに定義してください。定義がないインタフェースを経由するIS-ISの経路は生成されません。IPv6の場合は,リンクローカルアドレスの定義が最低限必要です。
  6. 装置の時刻補正を行う際は,「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 ntp(NTP情報)」,「運用コマンドレファレンス Vol.1 set calendar」および「運用コマンドレファレンス Vol.1 rdate」の注意事項を参照してください。

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