コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1

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コンフィグレーションコマンド一覧

コンフィグレーションコマンド一覧を,次の表に示します。

設定値の反映の欄は,メモリ上のランニングコンフィグレーションを変更した場合,すぐに変更後の値で運用開始するか,装置の再起動など運用を一時的に停止させないと運用に反映しないかを示します。

表1-9 コンフィグレーションコマンド一覧

項番 コマンド名称 内  容 設定値の反映(注1)
1 system システム情報 再起動要のパラメータあり(注2)ログイン時に適用されるパラメータあり(注3)
2 frame-error-notice フレーム送受信エラーの通知条件の設定情報
3 local-address ローカルアドレス情報
4 local-mac-address MACアドレス情報
5 ethernet-jumbo-frame イーサネットジャンボフレーム情報 Line情報にjumbo_frameサブコマンドを設定していない,全イーサネット回線が自動リンクダウン/アップし反映される
6 congestion-control 輻輳制御情報
7 line rmEthernet システムインタフェース情報
8 line mgmtPort システムインタフェース情報
9 line maintenance0 BCU0のメンテナンスポート情報
10 line maintenance1 BCU1のメンテナンスポート情報
11 line Line情報 回線が自動リンクダウン/アップし反映される(注4)
12 link-aggregation リンクアグリゲーション情報 (注5),(注6),(注7),(注8),(注9),(注10)
13 ppp PPP情報 (注19)
14 vlan VLAN情報
15 vlan-tpid VLAN TPID情報
16 vlan-protocol プロトコルVLAN情報
17 vlan-mac-prefix VLANごとMACアドレス情報
18 vlan-tunneling- enable VLANトンネリング情報
19 vlan-drop-unknown 未定義フレーム廃棄機能情報
20 fdb FDB情報
21 spanning-tree-system スパニングツリーシステム情報 (注11)
22 spanning-tree single スパニングツリー情報(single) (注12),(注14),(注15)
23 spanning-tree pvst+ スパニングツリー情報(pvst+) (注13),(注14),(注15)
24 spanning-tree mst スパニングツリー情報(MSTP)
25 igmp-snooping IGMP snooping情報
26 mld-snooping MLD snooping情報
27 vlan Tag-VLAN連携情報
28 ip IPルーティング情報
29 ip-address IPアドレス情報
30 arp スタティックARP情報
31 ndp スタティックNDP情報
32 ra RA情報 (注21)
33 policy ポリシールーティング情報
34 policy-list ポリシールーティングリスト情報
35 policy-group ポリシールーティンググループ情報
36 relay relay情報
37 relay-list relayリスト情報
38 relay-group relayグループ情報
39 relay-info-policy リレーエージェント情報ポリシー
40 relay-interface relayインタフェース情報
41 dhcp dhcpサーバ情報
42 dhcp interface DHCPインタフェース情報
43 dhcp default-lease-time デフォルトリース時間情報
44 dhcp max-lease-time 最大リース時間情報
45 dhcp ddns-update-enable DHCP DNS更新有効情報
46 dhcp option DHCPオプション情報
47 dhcp subnet サブネット定義情報
48 dhcp host ホスト定義情報
49 dhcp key DHCP DNS認証キー情報
50 dhcp zone DHCP DNSゾーン情報
51 dhcp6-server IPv6 DHCPサーバ情報
52 dhcp6-server host ホスト定義情報
53 dhcp6-server slice-host ホスト定義情報分割設定
54 dhcp6-server prefix-info プレフィックス毎配布情報
55 dhcp6-server interface IPv6 DHCPサーバインタフェース情報
56 dhcp6-server interface-list インタフェース情報リスト
57 dhcp6-server option domain-name-servers ドメインネームサーバオプション情報
58 dhcp6-server option domain-list ドメインリストオプション情報
59 dhcp6-server option ntp-servers SNTPサーバオプション情報
60 dhcp6-server option sip-servers SIPサーバIPv6アドレスオプション情報
61 dhcp6-server option sip-domain-list SIPドメインオプション情報
62 dhcp6-server static-route-setting クライアント経路情報設定
63 tunnel トンネル情報
64 options 経路制御オプション情報 (注21)
65 autonomoussystem 自律システム番号情報 (注21),(注22)
66 autonomoussystem6 IPv6自律システム番号情報 (注21),(注23)
67 routerid ルータ識別子情報 (注21),(注24)
68 rip RIP情報 (注21)
69 ospf OSPF情報 (注21),(注25)
70 bgp BGP情報 (注21),(注26)
71 ripng RIPng情報 (注21)
72 ospf6 OSPFv3情報 (注21),(注27)
73 bgp4+ BGP4+情報 (注21),(注28)
74 isis IS-IS情報 (注21),(注29)
75 static 静的経路情報 (注21)
76 dampen-flap ルート・フラップ・ダンピング情報 (注21)
77 attribute-list BGP属性リスト情報 (注21),(注30)
78 network-filter ネットワーク・フィルタ情報 (注21),(注30)
79 route-filter 経路フィルタ情報 (注21),(注30)
80 import インポート・フィルタ情報 (注21),(注30)
81 export エキスポート・フィルタ情報 (注21),(注30)
82 aggregate 経路集約情報 (注21)
83 route-trace 経路情報トレース情報 (注21)
84 pim PIM情報 (注31)
85 igmp IGMP情報 (注32)
86 dvmrp DVMRP情報 (注32)
87 multicast Multicast情報 (注33)
88 pim6 IPv6 PIM情報 (注34)
89 mld MLD情報 (注35)
90 flow フロー情報
91 flow filter filterフロー情報
92 flow qos QoSフロー情報
93 qos QoS情報
94 qos-queue-list QoSキューリスト情報 インタフェースが一度ダウンする(QoSインタフェース情報が使用している場合)(注20)
95 drop-list ドロップリスト情報
96 qos-interface QoSインタフェース情報 インタフェースが一度ダウンする(注20)
97 queue-length キュー長情報 (注36)
98 shaper 階層化シェーパ情報 インタフェースが一度ダウンする(注37)
99 gsrp GSRP情報 (注16),(注17)
100 gsrp-exception-port GSRP制御対象外ポート (注18)
101 virtual-router VRRP情報
102 efmoam EFMOAM情報
103 dot1x IEEE 802.1X機能情報 (注38)
104 snmp SNMP情報
105 trap-agent-address SNMPv1 Trap agent_addr指定
106 snmpv3 SNMPv3使用・未使用情報
107 snmp-engineid SNMPエンジンID情報
108 snmp-view SNMPビュー情報
109 snmp-user SNMPユーザ情報
110 snmp-group SNMPグループ情報
111 snmp-notify-filter SNMP 通知フィルタ情報
112 snmp-notify SNMP 通知情報
113 history-control RMONイーサネットヒストリグループの制御情報
114 alarm RMONアラームグループの制御情報
115 event RMONイベントグループの制御情報
116 sflow sFlow統計
117 netflow NetFlow統計
118 lldp LLDP情報
119 oadp OADP情報
120 port-mirroring ポートミラーリング情報
121 hosts ホスト名情報
122 dns-resolver DNSリゾルバ情報
123 logger-syslog-dump-off ログdump情報
124 logger-syslog ログsyslog情報
125 logger-email ログE-Mail情報
126 logger-email-from ログE-Mail送信元情報
127 logger-smtp SMTPサーバ情報
128 ntp NTP情報
129 radius radiusサーバ情報
130 tacacs+ tacacs+サーバ情報
131 login ログイン情報
132 disable disable情報
133 default ユーザデフォルト情報 (注39)
134 system-default システムデフォルト情報

(注1)”−”は設定値を変更した場合,すぐに運用に反映されることを示します。

(注2)
systemコマンドのタイムゾーンの値を変更した場合,運用に反映させるためには,装置の再起動が必要です。
詳細はtimezoneパラメータの説明を参照してください。

(注3)下表参照
項番 パラメータ 動  作
1 remote_access <IP address>[ mask <Mask> ] ログイン時に適用されます。すでにログイン中のユーザには影響しません。
2 login_user <Login user number> ログイン時に適用されます。すでにログイン中のユーザには影響しません。
3 telnet { enable | disable }
rlogin { enable | disable }
ftp { enable | disable }
ログイン時に適用されます。すでにログイン中のユーザには影響しません。
4 console_speed { <number> | auto} ログイン時に適用されます。ただし,CONSOLE(RS232C)からユーザがログイン認証中に,リモート運用端末で通信速度を変更した場合は,認証に失敗する場合があります。すでにログイン中のユーザには影響しません。

(注4)以下のサブコマンドに関しては,すぐに変更後の値で運用開始します。
  • disable
  • disable_link_trap
  • description
  • bandwidth
  • link_debounce

(注5)
modeサブコマンド投入時に,<lacp>から<static>,または<static>から<lacp>モードに変更した場合,aggregated-portで指定された全ポートがBlock状態(通信断)となります。

(注6)
system-priorityサブコマンド投入時に,<System Priority>の値を変更した場合,aggregated-portで指定された全ポートがBlock状態(通信断)となります。

(注7)
keyサブコマンド投入時に,<Key>の値を変更した場合,aggregated-portで指定された全ポートがBlock状態(通信断)となります。

(注8)
max-detach-portサブコマンド投入時に,<number>の値を15に変更した場合,aggregated-portで指定されたポートの一部が縮退中,aggregated-portで指定された全ポートがBlock状態(通信断)となります。

(注9)
port-priorityサブコマンド投入時に,<Port Priority>の値を変更した場合,aggregated-portで指定されたポートがBlock状態(通信断)となります。

(注10)
disableサブコマンド投入時に,aggregated-portで指定された全ポートがBlock状態(通信断)となります。

(注11)
edge-port <port list>サブコマンド投入時に,指定ポートは直ちにForwarding状態(通信可)となるため,ネットワークがループするおそれがあります。

(注12)
spaninng-tree singleコマンド投入時に,全ポートがBlock状態(通信断)となります。

(注13)
spaninng-tree pvst+ <VLAN ID>コマンド投入時に,指定VLANの全ポートがBlock状態(通信断)となります。

(注14)
disableサブコマンド投入時に,該当ツリーの全ポートがBlock状態(通信断)となります。

(注15)
protocolサブコマンドでパラメータを変更した場合,該当ツリーの全ポートがBlock状態(通信断)となります。

(注16)
gsrpコマンド投入時に,gsrp-exception-portコマンドで指定したポートを除く全ポートがBlock状態(通信断)となります。

(注17)
backup-lockコマンド投入時に,gsrp-exception-portコマンドで指定したポートを除く全ポートがBlock状態(通信断)となります。

(注18)
gsrp-exception-port <Port list>コマンド投入時に,指定ポートは直ちにForwarding状態(通信可)となるため,ネットワークがループするおそれがあります。

(注19)下表参照
項番 パラメータ 動  作
1 source_mru <Length> 次回LCPネゴシエーションから反映します。
2 echo_trial_times <Count> 次回リンク品質監視周期から反映します。
3 echo_success_times <Count> 次回リンク品質監視周期から反映します。
4 echo_interval <Second> すでにタイマ起動している場合は次のタイマ起動から反映します。
5 {ip_address_negotiation | ip_address_negotiation_off} ip_address_negotiationからip_address_negotiation_offに変更した場合,自動的にIPCPの再ネゴシエーションを開始します。それ以外は次回IPCPネゴシエーションから反映します。
6 interface_id <ID> IPV6CPがリンクアップしている場合は自動的にIPV6CPの再ネゴシエーションを開始します。
7 retry_timer <Second> 次回ネゴシエーションから反映します。
8 max_terminate <Count> 次回ネゴシエーションから反映します。
9 max_configure <Count> 次回ネゴシエーションから反映します。
10 max_failure <Count> 次回ネゴシエーションから反映します。

(注20)
パラメータのどれかを変更した場合,該当インタフェースが一度ダウンし再度アップします。

(注21)
system config_update autoが定義されていない時は,applyコマンドまたはsaveコマンドの投入によって,運用に反映されます。

(注22)
BGPのすべてのコネクションがいったん切断されます。autonomoussystem6コマンドでIPv6自AS番号を設定していない場合,BGP4+のすべてのコネクションがいったん切断されます。

(注23)BGP4+のすべてのコネクションがいったん切断されます。

(注24)
OSPF,OSPFv3のすべての隣接関係およびBGP,BGP4+のすべてのコネクションがいったん切断されます。

(注25)下表参照
項番 サブコマンド 動  作
1 graceful-restart mode {restart | helper | both } 次回のグレースフル・リスタートから適用されます。
なお,リスタート機能が動作している状態で,リスタート機能の定義を削除すると,グレースフル・リスタートが失敗します。また,ヘルパー機能が動作している状態で,ヘルパー機能の定義を削除すると,グレースフル・リスタートが失敗します。
2 graceful-restart restart-time <Time> 次回のグレースフル・リスタートから適用されます。
3 stub-router [[on-startup] [<Time>]] on-startupを指定してstub-routerを定義した場合,次回の起動・再起動・系切替からon-startupが適用されます。また,スタブルータとして常時動作しているときに,on-startupパラメータを追加すると,すぐにスタブルータを終了します。
なお,グレースフル・リスタートのヘルパー機能が動作している状態でスタブルータの定義を追加/削除すると,グレースフル・リスタートが失敗します。
4 { stub | nssa } 当該エリアの隣接ルータとの隣接関係をいったん切断します。
5 priority <Priority> 次回の隣接ルータとの隣接関係の確立から適用されます。ただし,自ルータが指定ルータであり,本パラメータに0を設定時は,隣接ルータとの隣接関係をいったん切断します。
6 routers <Routers> 次回の隣接ルータとの隣接関係の確立から適用されます。

(注26)下表参照
項番 サブコマンド 動  作
グローバル情報
1 clusterid <Host Address> reflector-clientを定義したピアグループのBGP4コネクションをいったん切断します。ただし,ルート・リフレッシュ機能による当該ピアからの経路の再学習が可能な場合は切断しません。
2 memberas <As> 外部ピアを除くすべてのピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
3 holdtime <Time> サブコマンドの変更によって,装置内の各ピアでホールドタイム値が変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
4 keep none サブコマンドの変更によって,装置内の各ピアで経路抑止の指定値が変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。ただし,ルート・リフレッシュ機能による当該ピアからの経路の再学習が可能な場合は切断しません。
5 ipv4-uni サブコマンドの変更によって,装置内の各ピアでCapabilityの指定値が変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
6 refresh サブコマンドの変更によって,装置内の各ピアでCapabilityの指定値が変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
7 refresh-128 サブコマンドの変更によって,装置内の各ピアでCapabilityの指定値が変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
8 authmd5 <MD5> サブコマンドの変更によって,装置内の各ピアでTCP-MD5認証情報が変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
9 graceful-restart サブコマンドの変更によって,装置内の各ピアでグレースフル・リスタートの有効/無効が変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
10 mode {restart | recv | both } サブコマンドの変更によって,装置内の各ピアでグレースフル・リスタートのモードがレシーブルータ機能だけ有効に変化した場合,またはレシーブルータ機能だけ有効から他のモードに変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
11 restart-time <Time> 次回のグレースフル・リスタートから自装置が使用するタイマ値に適用されます。なお,接続相手装置とのネゴシエーションは次回のBGP4コネクション確立時に実行します。本サブコマンドだけを変更した場合は,自動的なBGP4コネクションの再接続はしませんので,接続相手装置への通知が必要なときは,運用コマンドでBGP4コネクションの再接続を実施してください。
ピアグループ情報
12 externalpeeras <As> 当該ピアグループのBGP4コネクションをいったん切断します。
13 internalpeeras <As> 当該ピアグループのBGP4コネクションをいったん切断します。
14 routingpeeras <As> 当該ピアグループのBGP4コネクションをいったん切断します。
15 reflector-client 当該ピアグループのBGP4コネクションをいったん切断します。
16 no-client-reflect 当該ピアグループのBGP4コネクションをいったん切断します。
17 confederation 当該ピアグループのBGP4コネクションをいったん切断します。
18 lcladdr <Host Address> 当該ピアグループのBGP4コネクションをいったん切断します。
19 policygroup <No> 当該ピアグループのBGP4コネクションをいったん切断します。
20 holdtime <Time> サブコマンドの変更によって,当該ピアグループ内の各ピアでホールドタイム値が変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
21 keep none サブコマンドの変更によって,当該ピアグループ内の各ピアで経路抑止の指定値が変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。ただし,ルート・リフレッシュ機能による当該ピアからの経路の再学習が可能な場合は切断しません。
22 ipv4-uni サブコマンドの変更によって,当該ピアグループ内の各ピアでCapabilityの指定値が変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
23 refresh サブコマンドの変更によって,当該ピアグループ内の各ピアでCapabilityの指定値が変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
24 refresh-128 サブコマンドの変更によって,当該ピアグループ内の各ピアでCapabilityの指定値が変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
25 authmd5 <MD5> サブコマンドの変更によって,当該ピアグループ内の各ピアでTCP-MD5認証情報が変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
26 graceful-restart サブコマンドの変更によって,当該ピアグループ内の各ピアでグレースフル・リスタートの有効/無効が変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
27 mode {restart | recv | both } サブコマンドの変更によって,当該ピアグループ内の各ピアでグレースフル・リスタートのモードがレシーブルータ機能だけ有効に変化した場合,またはレシーブルータ機能だけ有効から他のモードに変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
28 restart-time <Time> 次回のグレースフル・リスタートから自装置が使用するタイマ値に適用されます。なお,接続相手装置とのネゴシエーションは次回のBGP4コネクション確立時に実行します。本サブコマンドだけを変更した場合は,自動的なBGP4コネクションの再接続はしませんので,接続相手装置への通知が必要なときは,運用コマンドでBGP4コネクションの再接続を実施してください。
ピア情報
29 ignorefirstashop keep noneが定義されている場合で,かつルート・リフレッシュ機能による当該ピアからの経路の再学習が不可能な場合は切断します。
30 local-as <As> 当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
31 holdtime <time> 当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
32 multihop <ttl> 当該ピアがルーティングピア以外の場合,BGP4コネクションをいったん切断します。
33 keep none 当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。ただし,ルート・リフレッシュ機能による当該ピアからの経路の再学習が可能な場合は切断しません。
34 disable 当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
35 ipv4-uni 当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
36 refresh 当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
37 refresh-128 当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
38 authmd5 <MD5> 当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
39 graceful-restart サブコマンドの変更によって,当該ピアでグレースフル・リスタートの有効/無効が変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
40 mode {restart | recv | both } サブコマンドの変更によって,当該ピアでグレースフル・リスタートのモードがレシーブルータ機能だけ有効に変化した場合,またはレシーブルータ機能だけ有効から他のモードに変化した場合,当該ピアのBGP4コネクションをいったん切断します。
41 restart-time <Time> 次回のグレースフル・リスタートから自装置が使用するタイマ値に適用されます。なお,接続相手装置とのネゴシエーションは次回のBGP4コネクション確立時に実行します。本サブコマンドだけを変更した場合は,自動的なBGP4コネクションの再接続はしませんので,接続相手装置への通知が必要なときは,運用コマンドでBGP4コネクションの再接続を実施してください。

(注27)下表参照
項番 サブコマンド 動  作
1 graceful-restart mode {restart | helper | both } 次回のグレースフル・リスタートから適用されます。
なお,リスタート機能が動作している状態で,リスタート機能の定義を削除すると,グレースフル・リスタートが失敗します。また,ヘルパー機能が動作している状態で,ヘルパー機能の定義を削除すると,グレースフル・リスタートが失敗します。
2 graceful-restart restart-time <Time> 次回のグレースフル・リスタートから適用されます。
3 stub-router [[on-startup] [<Time>]] on-startupを指定してstub-routerを定義した場合,次回の起動・再起動・系切替からon-startupが適用されます。また,スタブルータとして常時動作しているときに,on-startupパラメータを追加すると,すぐにスタブルータを終了します。
なお,グレースフル・リスタートのヘルパー機能が動作している状態でスタブルータの定義を追加/削除すると,グレースフル・リスタートが失敗します。
4 stub 当該エリアの隣接ルータとの隣接関係をいったん切断します。
5 priority <Priority> 次回の隣接ルータとの隣接関係の確立から適用されます。ただし,自ルータが指定ルータであり,本サブコマンドに0を設定時は,隣接ルータとの隣接関係をいったん切断します。

(注28)下表参照
項番 サブコマンド 動  作
グローバル情報
1 clusterid <Host Address> reflector-clientを定義したピアグループのBGP4+コネクションをいったん切断します。ただし,ルート・リフレッシュ機能による当該ピアからの経路の再学習が可能な場合は切断しません。
2 memberas <As> 外部ピアを除くすべてのピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
3 holdtime <Time> サブコマンドの変更によって,装置内の各ピアでホールドタイム値が変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
4 keep none サブコマンドの変更によって,装置内の各ピアで経路抑止の指定値が変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。ただし,ルート・リフレッシュ機能による当該ピアからの経路の再学習が可能な場合は切断しません。
5 refresh サブコマンドの変更によって,装置内の各ピアでCapabilityの指定値が変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
6 refresh-128 サブコマンドの変更によって,装置内の各ピアでCapabilityの指定値が変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
7 authmd5 <MD5> サブコマンドの変更によって,装置内の各ピアでTCP-MD5認証情報が変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
8 graceful-restart サブコマンドの変更によって,装置内の各ピアでグレースフル・リスタートの有効/無効が変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
9 mode {restart | recv | both } サブコマンドの変更によって,装置内の各ピアでグレースフル・リスタートのモードがレシーブルータ機能だけ有効に変化した場合,またはレシーブルータ機能だけ有効から他のモードに変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
10 restart-time <Time> 次回のグレースフル・リスタートから自装置が使用するタイマ値に適用されます。なお,接続相手装置とのネゴシエーションは次回のBGP4+コネクション確立時に実行します。本サブコマンドだけを変更した場合は,自動的なBGP4+コネクションの再接続はしませんので,接続相手装置への通知が必要なときは,運用コマンドでBGP4+コネクションの再接続を実施してください。
ピアグループ情報
11 externalpeeras <As> 当該ピアグループのBGP4+コネクションをいったん切断します。
12 internalpeeras <As> 当該ピアグループのBGP4+コネクションをいったん切断します。
13 routingpeeras <As> 当該ピアグループのBGP4+コネクションをいったん切断します。
14 reflector-client 当該ピアグループのBGP4+コネクションをいったん切断します。
15 no-client-reflect 当該ピアグループのBGP4+コネクションをいったん切断します。
16 confederation 当該ピアグループのBGP4+コネクションをいったん切断します。
17 lcladdr <Host Address> 当該ピアグループのBGP4+コネクションをいったん切断します。
18 policygroup <No> 当該ピアグループのBGP4+コネクションをいったん切断します。
19 holdtime <Time> サブコマンドの変更によって,当該ピアグループ内の各ピアでホールドタイム値が変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
20 keep none サブコマンドの変更によって,当該ピアグループ内の各ピアで経路抑止の指定値が変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。ただし,ルート・リフレッシュ機能による当該ピアからの経路の再学習が可能な場合は切断しません。
21 refresh サブコマンドの変更によって,当該ピアグループ内の各ピアでCapabilityの指定値が変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
22 refresh-128 サブコマンドの変更によって,当該ピアグループ内の各ピアでCapabilityの指定値が変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
23 authmd5 <MD5> サブコマンドの変更によって,当該ピアグループ内の各ピアでTCP-MD5認証情報が変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
24 graceful-restart サブコマンドの変更によって,当該ピアグループ内の各ピアでグレースフル・リスタートの有効/無効が変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
25 mode {restart | recv | both } サブコマンドの変更によって,当該ピアグループ内の各ピアでグレースフル・リスタートのモードがレシーブルータ機能だけ有効へ変化した場合,またはレシーブルータ機能だけ有効から他のモードに変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
26 restart-time <Time> 次回のグレースフル・リスタートから自装置が使用するタイマ値に適用されます。なお,接続相手装置とのネゴシエーションは次回のBGP4+コネクション確立時に実行します。本サブコマンドだけを変更した場合は,自動的なBGP4+コネクションの再接続はしませんので,接続相手装置への通知が必要なときは,運用コマンドでBGP4+コネクションの再接続を実施してください。
ピア情報
27 ignorefirstashop keep noneが定義されている場合で,かつルート・リフレッシュ機能による当該ピアからの経路の再学習が不可能な場合は切断します。
28 local-as <As> 当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
29 holdtime <time> 当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
30 multihop <ttl> 当該ピアがルーティングピア以外の場合,BGP4+コネクションをいったん切断します。
31 keep none 当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。ただし,ルート・リフレッシュ機能による当該ピアからの経路の再学習が可能な場合は切断しません。
32 disable 当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
33 refresh 当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
34 refresh-128 当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
35 authmd5 <MD5> 当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
36 graceful-restart サブコマンドの変更によって,当該ピアでグレースフル・リスタートの有効/無効が変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
37 mode {restart | recv | both } サブコマンドの変更によって,当該ピアでグレースフル・リスタートのモードがレシーブルータ機能だけ有効に変化した場合,またはレシーブルータ機能だけ有効から他のモードに変化した場合,当該ピアのBGP4+コネクションをいったん切断します。
38 restart-time <Time> 次回のグレースフル・リスタートから自装置が使用するタイマ値に適用されます。なお,接続相手装置とのネゴシエーションは次回のBGP4+コネクション確立時に実行します。本サブコマンドだけを変更した場合は,自動的なBGP4+コネクションの再接続はしませんので,接続相手装置への通知が必要なときは,運用コマンドでBGP4+コネクションの再接続を実施してください。

(注29)下表参照
項番 サブコマンド 動  作
1 net 全IS-IS経路をいったん削除し,経路を再学習します。
2 protocols-supported 全IS-IS経路をいったん削除し,経路を再学習します。
3 is-type 全IS-IS経路をいったん削除し,経路を再学習します。
4 graceful-restart mode {restart | helper | both } 次回のグレースフル・リスタートから適用されます。
なお,リスタート機能が動作している状態で,リスタート機能の定義を削除すると,グレースフル・リスタートが失敗します。また,ヘルパー機能が動作している状態で,ヘルパー機能の定義を削除すると,グレースフル・リスタートが失敗します。
5 graceful-restart restart-time <Time> 次回のグレースフル・リスタートから適用されます。
6 overload-bit [on-startup [<second>]] [graceful-start] on-startupを指定してoverload-bitを定義した場合,次回の起動・再起動・系切替からoverload-bitが適用されます。また,過負荷ルータとして常時動作しているときに,on-startupパラメータを追加すると,すぐにoverload bit広告を終了します。
7 interface <Interface Name> circuit-type 当該インタフェースの全隣接ルータとの間の隣接関係をいったん切断します。

(注30)
system config_update autoが定義されている場合にBGP4ネットワークおよびBGP4+ネットワークの運用に反映するときは,update bgp-filterコマンドの投入が必要です。

(注31)
applyコマンドまたはsaveコマンドの投入によって,運用に反映されます。ただし,すでにigmpまたはdvmrpの定義がある場合や,pimのモードを変更する場合は,運用に反映されません。この場合,運用に反映させるためにはigmpとdvmrpの定義や,pimのモードを削除したあと,装置の再起動が必要です。

(注32)
applyコマンドまたはsaveコマンドの投入によって,運用に反映されます。ただし,すでにpimの定義がある場合は,運用に反映されません。この場合,運用に反映させるためにはpimの定義を削除したあと,装置の再起動が必要です。

(注33)
applyコマンドまたはsaveコマンドの投入によって,運用に反映されます。ただし,pimまたはdvmrpの定義がない場合は,運用に反映されません。

(注34)applyコマンドまたはsaveコマンドの投入によって,運用に反映されます。

(注35)
applyコマンドまたはsaveコマンドの投入によって,運用に反映されます。ただし,pim6の定義がない場合は,運用に反映されません。

(注36)
設定値を反映させるために当該NIFに対して,close/freeコマンド(「運用コマンドレファレンス Vol.1 close nif」および「運用コマンドレファレンス Vol.1 free nif」を参照)の投入が必要です。

(注37)
rate_limit,default,bufferパラメータを変更した場合,該当インタフェースが一度ダウンし再度アップします。

(注38)
max-supplicantサブコマンド投入時に,<Number>の値に現在設定されている値よりも小さい値を指定した場合,指定インタフェースで認証されているすべてのsupplicantの認証状態がいったん解除されます。

(注39)
Line情報を設定した場合,回線が自動リンクダウン/アップし反映されます。

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