コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1

[目次][索引][前へ][次へ]


local-mac-address

本装置のMACアドレスを設定します。

[入力モード]

グローバルコンフィグモード

[入力形式]

情報の設定・変更
local-mac-address <MAC Address>

情報の表示
show local-mac-address

情報の削除
delete local-mac-address

[サブコマンド入力形式]

なし

[モード階層]

なし

[パラメータ]

<MAC Address>
本装置を識別するMACアドレス(キャノニカル・フォーマット)を設定します。
  1. 本パラメータ省略時の初期値
    AX7800Sの場合
     運用系BCUパッケージ上のRMイーサネットのMACアドレスが装置MACとなります。
    AX5400Sの場合
     筐体のMACアドレスが装置MACとなります。
  2. 値の設定範囲
    00:00:00:00:00:00〜FF:FF:FF:FF:FF:FF
    ただし,マルチキャストMACアドレス(先頭バイトの最下位ビットが1のアドレス)は設定できません。

[サブコマンド]

なし

[入力例]

  1. 装置MACアドレスの設定例と表示例です。
     
    (config)# local-mac-address 00:11:22:33:44:55
    (config)# show local-mac-address
    local-mac-address 00:11:22:33:44:55
    (config)# 
     
  2. 装置MACアドレスの設定を削除します。
     
    (config)# delete local-mac-address
    (config)# 
     

[関連コマンド]

なし

[注意事項]

  1. 本コマンドで定義するMACアドレスは,装置MACアドレスで動作するVLANまたはリンクアグリゲーションでレイヤ3中継(自発・自宛を含む)を行う場合に使用します。本コマンドを用いて運用中に装置MACアドレスを変更した場合,隣接するレイヤ3装置(ルータ,レイヤ3スイッチ,端末)がARPプロトコルで学習したMACアドレスと,本装置の装置MACアドレスが不一致となり,一時的に通信ができなくなる場合があります。

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

Copyright (c)2005, 2011, ALAXALA Networks Corporation. All rights reserved.