解説書 Vol.1
メンテナンスポートはIPv4による通信が可能なPCなどの運用端末から,本装置に対してtelnetによるログイン,およびftpによるファイル転送を行うための保守用のイーサネットポートです。このポートには固定的にIPv4アドレスを割り付けていて,また接続装置のIPアドレスによるアクセス制限を行いませんのでコンフィグレーションを設定することなく本装置へログインすることができます。このポートを使用することによって,RS-232C接続によるコンソール端末を接続するのと比べ,より高速な端末操作およびファイル転送を行うことができます。
機能概要 仕様 インタフェース種別 10BASE-Tおよび100BASE-TX 回線種別 オートネゴシエーション MAC/LLC副層制御フレーム Ethernet V2形式 対象プロトコル IPv4 中継処理 このポートを介した中継処理はおこないません IPアドレスの初期設定値 BCU0側のメンテナンスポート 192.168.0.1/24
BCU1側のメンテナンスポート 192.168.0.2/24
(コンフィグレーションで初期値を変更することができます)このポートにリモート運用端末を直接接続する場合には,クロスケーブルで接続してください。また,ハブやスイッチを介して接続する場合にはストレートケーブルを使用して接続してください。
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