コンフィグレーションガイド Vol.1


15.1.5 NIF使用時の注意事項

〈この項の構成〉

(1) NIFのオンライン交換時の注意事項

  1. NIFを挿入する場合,NIF抜去から10秒以上の時間を空けてから行ってください。

  2. 同一NIFに対するコンフィグレーションコマンドno power enableとpower enableの設定間隔は,10秒以上空けてください。

  3. 同一NIFに対する運用コマンドinactivate nifとactivate nifの実行間隔は,10秒以上空けてください。

  4. 運用コマンドinactivate nif,またはコンフィグレーションコマンドno power enableのコマンド実行直後に,以下のコンフィグレーションを設定する場合は,当該コマンド実行後10秒以上待ってから設定してください。

    • schedule-power-control shutdown

    • bandwidth

    • description

    • duplex

    • link debounce

    • link up-debounce

    • mdix auto

    • mtu

    • shutdown

    • speed

    • switchport dot1q ethertype

    • switchport isolation

    • switchport mode stack

    • ip verify source

    • storm-control

    • sflow forward egress

    • sflow forward ingress

  5. 挿入後のNIFがinactivate状態の場合は,運用コマンドactivate nifでactive状態にしてください。

  6. スタック構成でスタックポートが含まれるNIFに対して,以下の操作を実行するとスタックポートが切断されます。

    • コンフィグレーションコマンドno power enable

    • 運用コマンドinactivate nif(バックアップ側のNIF操作も含む)

  7. スタック構成でリングポートが含まれるNIFに対して,以下の操作を実行する前に当該リングポートをinactive状態にしてください。

    • コンフィグレーションコマンドno power enable

    • 運用コマンドinactivate nif(マスタスイッチ側のNIF操作だけが対象)

  8. NIFを追加する場合は,必ず装置再起動が必要です。

(2) スタック構成でNIF抜去後のコンフィグレーション削除について

スタック構成でNIF抜去後,当該NIFに対するポートのコンフィグレーションを削除した場合は,スタックを構成するすべてのメンバスイッチを再起動してください。

手順については「8.1.12 NIFの抜去(マスタスイッチ)」「8.1.13 NIFの抜去(バックアップスイッチ)」を参照してください。