MIBレファレンス
systemグループの準拠規格を次に示します。
- RFC3418 (2002年12月)
- <この節の構成>
- (1) 識別子
- (2) 実装仕様
(1) 識別子
system OBJECT IDENTIFIER ::= {mib-2 1} オブジェクトID値 1.3.6.1.2.1.1
(2) 実装仕様
systemグループの実装仕様を次の表に示します。
表2-1 systemグループの実装仕様
項番 オブジェクト識別子 アク
セス実装仕様 実装
有無1 sysDescr
{system 1}R/O [規格] ハードウェア,OS,ネットワークOSの名称またはバージョンNo。
[実装] 会社名,製品名,装置型名,装置モデル,ソフトウェア名称,ソフトウェアバージョン,ソフトウェア略称を含む文字列。
スタック構成時,マスタスイッチの情報を応答します。
- (例)
- "ALAXALA AX4630S AX-xxxx-xx [AX4xxxS-xx] Switching Software Ver. 11.11 [OS-xx]"
- ALAXALA:会社名
- AX4630S:製品名
- AX-xxxx-xx:装置型名
- AX4xxxS-xx:装置モデル
- Switching Software:ソフトウェア名称
- Ver. 11.11:ソフトウェアバージョン
- OS-xx:ソフトウェア略称
● 2 sysObjectID
{system 2}R/O [規格] ネットワーク管理サブシステムのベンダの認証ID。
[実装] 固定値。
1.3.6.1.4.1.21839.1.2.20● 3 sysUpTime
{system 3}R/O [規格] システムが起動してからの累積時間(10ミリ秒カウンタ)。
[実装] 装置起動時からの累積時間。● 4 sysContact
{system 4}R/W [規格] 管理ノードに関する連絡先。
[実装] ユーザがコンフィグレーションコマンドで設定した文字列(60文字以内)。デフォルトはなし(NULL)。● 5 sysName
{system 5}R/W [規格] 管理ノードの名称,管理ノードのドメイン名。
[実装] ユーザがコンフィグレーションコマンドで設定した文字列(60文字以内)。デフォルトはなし(NULL)。● 6 sysLocation
{system 6}R/W [規格] 管理ノードの設置場所。
[実装] ユーザがコンフィグレーションコマンドで設定した文字列(60文字以内)。デフォルトはなし(NULL)。● 7 sysServices
{system 7}R/O [規格] サービスを示す値。
[実装] 78固定。●
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