コンフィグレーションガイド Vol.1
次の図に示すように,マスタスイッチとして動作するメンバスイッチAとバックアップスイッチとして動作するメンバスイッチBで構成するスタックから,メンバスイッチBに搭載されているNIFを交換します。
図8-11 バックアップスイッチ(メンバスイッチB)のNIFを交換
NIFを交換する流れを次の表に示します。
表8-13 バックアップスイッチのNIFを交換する流れ
操作の流れとその内容 設定対象 (1) メンバスイッチBの状態確認
- 初期化が完了していることの確認
メンバスイッチA (2) メンバスイッチBの対象NIFの給電を停止 メンバスイッチB
(本装置B)(3) メンバスイッチBのNIFを交換 メンバスイッチB
(本装置B)(4) メンバスイッチBの対象NIFの給電を開始 メンバスイッチB
(本装置B)(凡例)−:該当なし
- <この項の構成>
- (1) メンバスイッチBの状態確認
- (2) メンバスイッチBの対象NIFの給電を停止
- (3) メンバスイッチBのNIFを交換
- (4) メンバスイッチBの対象NIFの給電を開始
(1) メンバスイッチBの状態確認
メンバスイッチAにログインして,メンバスイッチBの状態を確認します。
- [手順]
1. > show switch Date 20XX/01/14 16:46:32 UTC Stack status : Enable Switch No : 1 System MAC Address : 0012.e201.08e8 No Switch status Model Machine ID Priority Ver 1 Master 4630-4m 0012.e201.08e8 20 1 2 Backup 4630-4m 0012.e201.0ab0 10 1 >- メンバスイッチBの初期化が完了していることを確認します。
(2) メンバスイッチBの対象NIFの給電を停止
メンバスイッチBにログインして,メンバスイッチBの対象NIFの給電を停止します。
- [手順]
- > inactivate nif 2
メンバスイッチBのNIF2の給電を停止します。
マスタスイッチからメンバスイッチBを停止する場合は,以下のように実行してください。
- > inactivate nif switch 2 2
メンバスイッチBのNIF2の給電を停止します。
- [注意事項]
- NIFの給電停止は,必ず「15.1.5 NIF使用時の注意事項」を参照してから実行してください。
(3) メンバスイッチBのNIFを交換
メンバスイッチBのNIFを交換します。
- [注意事項]
- 交換するNIF種別およびNIF搭載位置を間違えないようにしてください。
- NIF種別を間違えた場合は,メンバスイッチBで次のような運用メッセージが表示されます。
NIF type is different from the configuration.- 搭載するNIF種別を間違えた場合は,再度対象NIFの給電を停止し,正しいNIF種別を搭載してください。
(4) メンバスイッチBの対象NIFの給電を開始
メンバスイッチBにログインして,メンバスイッチBの対象NIFの給電を開始します。
- [手順]
- > activate nif 2
メンバスイッチBのNIF2の給電を開始します。
マスタスイッチからメンバスイッチBを開始する場合は,以下のように実行してください。
- > activate nif switch 2 2
メンバスイッチBのNIF2の給電を開始します。
All Rights Reserved, Copyright(C), 2014, 2019, ALAXALA Networks, Corp.