コンフィグレーションガイド Vol.1
次の図に示すように,マスタスイッチとして動作するメンバスイッチAとバックアップスイッチとして動作するメンバスイッチBで構成するスタックから,メンバスイッチAに搭載されているNIFを交換します。
図8-10 マスタスイッチ(メンバスイッチA)のNIFを交換
NIFを交換する流れを次の表に示します。
表8-12 マスタスイッチのNIFを交換する流れ
操作の流れとその内容 設定対象 (1) メンバスイッチAの状態確認
- 初期化が完了していることの確認
メンバスイッチA (2) メンバスイッチAの対象NIFの給電を停止 メンバスイッチA
(本装置A)(3) メンバスイッチAのNIFを交換 メンバスイッチA
(本装置A)(4) メンバスイッチAのNIFの給電を開始 メンバスイッチA
(本装置A)(凡例)−:該当なし
- <この項の構成>
- (1) メンバスイッチAの状態確認
- (2) メンバスイッチAの対象NIFの給電を停止
- (3) メンバスイッチAのNIFを交換
- (4) メンバスイッチAのNIFの給電を開始
(1) メンバスイッチAの状態確認
メンバスイッチAにログインして,メンバスイッチAの状態を確認します。
- [手順]
1. > show switch Date 20XX/01/14 15:46:32 UTC Stack status : Enable Switch No : 1 System MAC Address : 0012.e201.08e8 No Switch status Model Machine ID Priority Ver 1 Master 4630-4m 0012.e201.08e8 20 1 2 Backup 4630-4m 0012.e201.0ab0 10 1 >- メンバスイッチAの初期化が完了していることを確認します。
(2) メンバスイッチAの対象NIFの給電を停止
メンバスイッチAにログインして,メンバスイッチAの対象NIFの給電を停止します。
- [手順]
- > inactivate nif 2
メンバスイッチAのNIF2の給電を停止します。
- [注意事項]
- NIFの給電停止は,必ず「15.1.5 NIF使用時の注意事項」を参照してから実行してください。
(3) メンバスイッチAのNIFを交換
メンバスイッチAのNIFを交換します。
- [注意事項]
- 交換するNIF種別およびNIF搭載位置を間違えないようにしてください。
- NIF種別を間違えた場合は,メンバスイッチAで次のような運用メッセージが表示されます。
NIF type is different from the configuration.- 搭載するNIF種別を間違えた場合は,再度対象NIFの給電を停止し,正しいNIF種別を搭載してください。
(4) メンバスイッチAのNIFの給電を開始
メンバスイッチAにログインして,メンバスイッチAのNIFの給電を開始します。
- [手順]
- > activate nif 2
メンバスイッチAのNIF2の給電を開始します。
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