コンフィグレーションガイド Vol.1
- <この項の構成>
- (1) IEEE802.3ah/UDLD
- (2) CFM
- (3) LLDP
- (4) OADP
- (5) PTP
(1) IEEE802.3ah/UDLD
スタックポートを除く全物理ポートでの運用を可能にします。1ポート1対地を原則とするため,同一ポートから複数装置の情報を受信する場合(禁止構成)でも,保持する情報は1装置分だけです。IEEE802.3ah/UDLDの収容条件を次の表に示します。
表3-49 最大リンク監視情報数
モデル 最大リンク監視情報数 AX4600Sシリーズ共通 スタックポートを除く装置の最大物理ポート数
(2) CFM
CFMの収容条件を次の表に示します。
表3-50 CFMの収容条件
モデル ドメイン数 MA数 MEP数※1 MIP数※1 CFMポート総数※2※3 リモートMEP総数※3※4 AX4600S
シリーズ共通8/装置 32/装置 32/装置 32/装置 256/装置 2016/装置
- 注※1
- CFMの物理ポートおよびチャネルグループの収容条件により,MEP・MIPの設定が収容条件の最大数まで有効にならない場合があります。
- CFMの物理ポートおよびチャネルグループの収容条件は「表3-52 CFMの物理ポートおよびチャネルグループの収容条件」を参照してください。
- 注※2
- CFMポート総数とは,MAのプライマリVLANのうち,CFMのフレームを送信するVLANポートの総数です。
- Down MEPだけのMAの場合
- Down MEPのVLANポートの総数
- Up MEPを含むMAの場合
- プライマリVLANの全VLANポートの総数
- なお,CFMポート総数は運用コマンドshow cfm summaryで確認できます。
- 注※3
- CFMポート総数およびリモートMEP総数は,CCM送信間隔がデフォルト値のときの収容条件です。CCM送信間隔を変更すると,CFMポート総数およびリモートMEP総数の収容条件が変わります。CCM送信間隔によるCFMポート総数およびリモートMEP総数の収容条件を次の表に示します。
表3-51 CCM送信間隔による収容条件
モデル CCM送信間隔 CFMポート総数 リモートMEP総数 AX4600Sシリーズ共通 1分以上 256/装置 2016/装置 10秒 128/装置 2016/装置 1秒 50/装置 200/装置
- 注※4
- リモートMEP総数とは,自装置以外のMEPの総数です。MEPからのCCM受信性能に影響します。リモートMEP総数は運用コマンドshow cfm remote-mepで確認できます。
表3-52 CFMの物理ポートおよびチャネルグループの収容条件
モデル MEP・MIPを設定可能な物理ポートおよびチャネルグループの総数※ AX4600Sシリーズ共通 8/装置
- 注※
- MEP・MIPは同一ポートに対して複数設定できます。チャネルグループの場合は,チャネルグループ単位で1ポートと数えます。
表3-53 CFMのデータベース収容条件
モデル MEP CCM
データベース
エントリ数MIP CCM
データベース
エントリ数Linktrace
データベース
エントリ数※AX4600Sシリーズ共通 63/MEP 2048/装置 1024/装置
- 注※
- 1ルート当たり256装置の情報を保持する場合は,最大で4ルート分を保持します(1024÷256装置=4ルート)。
(3) LLDP
LLDPの収容条件を次の表に示します。
表3-54 LLDPの収容条件
項目 最大収容数 LLDP隣接装置情報 IEEE 802.1AB Draft 6 200 IEEE Std 802.1AB-2009 200 Port And Protocol VLAN ID TLVで送信できるVLAN数 100※ VLAN Name TLVで送信できるVLAN数 100※
- 注※
- Port And Protocol VLAN ID TLVとVLAN Name TLVで合わせて100VLANとなります。VLAN数が100を超えている場合,VLAN IDの小さい順に100VLANを対象とします。
(4) OADP
OADPの収容条件を次の表に示します。
表3-55 OADPの収容条件
項目 最大収容数 OADP隣接装置情報 100※
- 注※
- チャネルグループの場合は,チャネルグループ単位で1と数えます。
(5) PTP
PTPの収容条件を次の表に示します。
表3-56 本装置(TC)の収容条件
項目 時刻同期方法 E2E-TC PTPを使用できるVLAN数 1 PTPインタフェース数/装置 96
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