8.1.4 メンバスイッチの削除(バックアップスイッチ)
次の図に示すように,マスタスイッチとして動作するメンバスイッチAとバックアップスイッチとして動作するメンバスイッチBで構成するスタックから,メンバスイッチBを削除します。
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メンバスイッチ(バックアップスイッチ)を削除する流れを次の表に示します。
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                      操作の流れとその内容  | 
                  
                      設定対象  | 
               
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                      本装置B (メンバスイッチB)  | 
               |
                     
                     
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                      メンバスイッチA  | 
               
(1) メンバスイッチBの停止
メンバスイッチBにログインして,メンバスイッチBを停止します。
[手順]
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> reload stop
メンバスイッチBを停止します。
なお,マスタスイッチであるメンバスイッチAからもメンバスイッチBを停止できます。その場合は,メンバスイッチAにログインして次のコマンドを実行してください。
> reload switch 2 stop
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電源をOFFにして,スタック構成から外します。
 
(2) メンバスイッチBのコンフィグレーションの削除
マスタスイッチであるメンバスイッチAから,削除したメンバスイッチBのコンフィグレーションを削除します。
- [設定のポイント]
 - 
                  
メンバスイッチAのコンフィグレーションからメンバスイッチBのモデルを削除すると,対応するイーサネットインタフェースのコンフィグレーションも削除されます。
 
[コマンドによる設定]
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(config)# no switch 2 provision
スイッチ番号2のモデルを削除します。モデルを削除すると,指定したモデルに対応するイーサネットインタフェースのコンフィグレーションも削除されます。
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(config)# no switch 2 priority
スイッチ番号2のマスタ選出優先度を削除します。
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(config)# save
(config)# exit
コンフィグレーションを保存して,コンフィグレーションコマンドモードから装置管理者モードに戻ります。