ip pim register-checksum
PIM-Registerメッセージ(カプセル化パケット)送信時のPIMチェックサムを計算する範囲を設定します。
[入力形式]
- 情報の設定・変更
-
ip pim [vrf <vrf id>] register-checksum {header | all}
- 情報の削除
-
no ip pim [vrf <vrf id>] register-checksum
[入力モード]
(config)
[パラメータ]
- vrf <vrf id>【SL-L3A】
-
対象のVRFを指定します。
-
本パラメータ省略時の初期値
グローバルネットワークに対して指定します。
-
値の設定範囲
「パラメータに指定できる値」を参照してください。
-
- {header | all}
-
headerを指定した場合,PIM-Registerメッセージ(カプセル化パケット)送信時にPIMメッセージ(8バイト)部分だけチェックサムを計算します。allを指定した場合,PIM-Registerメッセージ(カプセル化パケット)送信時にPIMメッセージ(8バイト)部分とカプセル化したデータ全体でチェックサムを計算します。
ランデブーポイントが本装置以外の構成でチェックサムエラーによりマルチキャスト通信ができない場合はallを指定してください。
-
本パラメータ省略時の初期値
省略できません
-
値の設定範囲
なし
-
[コマンド省略時の動作]
headerパラメータ指定時の動作をします。
[通信への影響]
なし
[設定値の反映契機]
設定値変更後,すぐに反映されます。
[注意事項]
なし
[関連コマンド]
ip pim sparse-mode