コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2


ip pim query-interval

本装置のPIMが定期的に送信するHelloメッセージの送信間隔を設定します。

グローバルコンフィグレーションモードで本コマンドを設定した場合,該当VRFまたはグローバルネットワークに属するすべてのインタフェースに適用します。ただし,config-ifモードでインタフェースに本コマンドが設定されている場合は,インタフェースの設定を優先します。

[入力形式]

情報の設定・変更
グローバルコンフィグレーションモードの場合

ip pim [vrf <vrf id>] query-interval <seconds>

config-ifモードの場合

ip pim query-interval <seconds>

情報の削除
グローバルコンフィグレーションモードの場合

no ip pim [vrf <vrf id>] query-interval

config-ifモードの場合

no ip pim query-interval

[入力モード]

(config)

(config-if)

VLANインタフェース

[パラメータ]

vrf <vrf id>【SL-L3A】

対象のVRFを指定します。

本コマンドは,指定したVRFのインタフェースに対してだけ有効となります。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    グローバルネットワークに対して指定します。

  2. 値の設定範囲

    パラメータに指定できる値」を参照してください。

<seconds>

PIMが定期的に送信するHelloメッセージの送信間隔(秒)を設定します。

  1. 本パラメータ省略時の初期値

    省略できません

  2. 値の設定範囲

    5〜3600(秒)

[コマンド省略時の動作]

本装置のPIMが定期的に送信するHelloメッセージの送信間隔は30秒となります。

[通信への影響]

なし

[設定値の反映契機]

設定値変更後,すぐに反映されます。

[注意事項]

なし

[関連コマンド]

ip pim sparse-mode