コンフィグレーションガイド Vol.3


34.1.6 BFDとプロトコルの連携

BFDセッションの状態と他プロトコルを連携させると,連携するプロトコルでは速やかな障害対策ができます。

BFDによる障害検出で経路を切り替えたい場合,経路の学習元となるすべての隣接ルータ間でBFD監視を設定してください。また,ネットワーク内の各装置で同一装置に対する障害検出時間のずれを少なくするため,各装置のコンフィグレーションでBFDセッションの障害検出時間(最小送信間隔,最小受信間隔,および検出乗数)を統一してください。

〈この項の構成〉

(1) BGP4のピア監視【SL-L3A】

BGP4ピアをBFDで監視している場合,BFDによって障害を検出すると,すぐにBGP4ピアの隣接関係を切断して経路を切り替えます。

BGP4ピアの隣接関係の確立とBFDセッションの確立は,独立して動作します。