コンフィグレーションガイド Vol.3


11.2.2 コンフィグレーションの流れ

〈この項の構成〉

(1) OSPF基本機能の設定手順

  1. あらかじめ,IPインタフェースを設定します。

  2. OSPFを適用する設定をします。

    各ルータに,重複しないルータIDを割り当ててください。

    ルータIDは自動選択させることができます。

  3. AS外経路広告の設定をします。

    他プロトコルの経路をOSPFで広告する場合,必ず設定が必要です。

    また,マルチバックボーン機能を使用しドメイン間で経路を再配布する場合,必ず設定が必要です。

  4. 経路選択の設定をします。

    特定のインタフェースを経由する経路に重み付けが必要な場合,ip ospf costコマンドでコスト値を設定します。