コンフィグレーションガイド Vol.2


16.1.10 装置起動時のアクティブポート固定機能

装置起動時のアクティブポート固定機能は,本装置の起動時に,必ずプライマリポートから通信を開始したい場合に利用します。この機能を有効にした装置は,起動時にセカンダリポートがリンクアップしていても,プライマリポートがリンクアップするまではアップリンクポートでの通信をしません。

アクティブポート固定機能は次に示す条件のどれかを満たすと解除されて,アクティブポートを決定します。アクティブポートが決定したあとは,通常と同じ動作となり,アクティブポートでの障害発生,または運用コマンド実行によってアクティブポートを切り替えます。

装置起動時のアクティブポート固定機能有効時の動作を次の図に示します。

図16‒7 装置起動時のアクティブポート固定機能有効時の動作

[図データ]