29.1.5 VLANマッピングの設定
- 〈この項の構成〉
(1) VLAN新規設定
- [設定のポイント]
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データ転送用に使用するVLANをVLANマッピングに括り付けます。一つのVLANマッピングを共通定義として複数のリングで使用できます。設定できるVLANマッピングの最大数は128個です。VLANマッピングに設定するVLANはリストで複数指定できます。
リングネットワーク内で使用するデータ転送用VLANは,すべてのノードで同じにする必要があります。ただし,VLANグループに指定したVLANマッピングのVLANが一致していればよいため,リングネットワーク内のすべてのノードでVLANマッピングIDを一致させる必要はありません。
[コマンドによる設定]
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(config)# axrp vlan-mapping 1 vlan 5-7
VLANマッピングID 1に,VLAN ID 5,6,7を設定します。
(2) VLAN追加
- [設定のポイント]
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設定済みのVLANマッピングに対して,VLAN IDを追加します。追加したVLANマッピングを適用したリングが動作中の場合には,すぐに反映されます。また,複数のリングで適用されている場合には,同時に反映されます。リング運用中にVLANマッピングを変更すると,ループが発生することがあります。
[コマンドによる設定]
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(config)# axrp vlan-mapping 1 vlan add 8-10
VLANマッピングID 1にVLAN ID 8,9,10を追加します。
(3) VLAN削除
- [設定のポイント]
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設定済みのVLANマッピングから,VLAN IDを削除します。削除したVLANマッピングを適用したリングが動作中の場合には,すぐに反映されます。また,複数のリングで適用されている場合には,同時に反映されます。リング運用中にVLANマッピングを変更すると,ループが発生することがあります。
[コマンドによる設定]
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(config)# axrp vlan-mapping 1 vlan remove 8-9
VLANマッピングID 1からVLAN ID 8,9を削除します。