コンフィグレーションガイド Vol.1


8.1.8 スタックリンクの追加

スタックリンク1本で構成されているスタックに対して,新たにスタックリンクを追加します。スタックリンクの追加前は次に示すコンフィグレーションが設定されていたものとします。

stack enable
switch 1 provision 3660-48xt4qw
switch 2 provision 3660-48xt4qw
   :
   :
interface hundredgigabitethernet 1/0/51
  switchport mode stack
!
interface hundredgigabitethernet 1/0/52
  switchport mode access
   :
   :
interface hundredgigabitethernet 2/0/51
  switchport mode stack
!
interface hundredgigabitethernet 2/0/52
  switchport mode access
!
〈この項の構成〉

(1) 追加するスタックポートにケーブルが接続されていないか確認

スタックポートとして追加するポートにケーブルが接続されていないか確認します。ケーブルが接続されている場合は,コンフィグレーションの設定前にケーブルを外してください。

(2) スタックポートのコンフィグレーションの設定

追加するスタックポートのコンフィグレーションを設定します。スタック専用ポートを実装するモデルでは,スタック機能が動作している場合,スタック専用ポートに対してスタックポートが設定された状態になります。そのため,この操作は不要です。

[コマンドによる設定]

  1. (config)# interface hundredgigabitethernet 1/0/52

    (config-if)# switchport mode stack

    (config-if)# exit

    (config)# interface hundredgigabitethernet 2/0/52

    (config-if)# switchport mode stack

    (config-if)# exit

    スイッチ番号1およびスイッチ番号2のイーサネットインタフェースにスタックポートを設定します。

  2. (config)# save

    (config)# exit

    コンフィグレーションを保存して,コンフィグレーションコマンドモードから装置管理者モードに戻ります。

(3) 追加するスタックポート間の接続

スイッチ番号1およびスイッチ番号2の追加するスタックポートをケーブルで接続します。