8.1.5 メンバスイッチの削除(マスタスイッチ)
次の図に示すように,マスタスイッチとして動作するメンバスイッチAとバックアップスイッチとして動作するメンバスイッチBで構成するスタックから,メンバスイッチAを削除します。
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メンバスイッチ(マスタスイッチ)を削除する流れを次の表に示します。
操作の流れとその内容 |
設定対象 |
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メンバスイッチB |
本装置A (メンバスイッチA) |
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メンバスイッチB |
(1) メンバスイッチBの状態確認
メンバスイッチAにログインして,メンバスイッチBの状態を確認します。
[手順]
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> show switch
メンバスイッチBの初期化が完了していることを確認します。
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> show port
メンバスイッチBのポートがアップしていることを確認します。
(2) メンバスイッチAの停止
メンバスイッチAを停止します。
[手順]
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> reload stop
メンバスイッチAを停止します。メンバスイッチBはバックアップスイッチからマスタスイッチに遷移します。
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電源をOFFにして,スタック構成から外します。
(3) メンバスイッチAのコンフィグレーションの削除
マスタスイッチであるメンバスイッチBから,削除したメンバスイッチAのコンフィグレーションを削除します。
- [設定のポイント]
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メンバスイッチBのコンフィグレーションからメンバスイッチAのモデルを削除すると,対応するイーサネットインタフェースのコンフィグレーションも削除されます。
[コマンドによる設定]
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(config)# no switch 1 provision
スイッチ番号1のモデルを削除します。モデルを削除すると,指定したモデルに対応するイーサネットインタフェースのコンフィグレーションも削除されます。
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(config)# no switch 1 priority
スイッチ番号1のマスタ選出優先度を削除します。
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(config)# save
(config)# exit
コンフィグレーションを保存して,コンフィグレーションコマンドモードから装置管理者モードに戻ります。