コンフィグレーションガイド Vol.3
OSPF基本機能のコンフィグレーションコマンド一覧を次に示します。
表11-3 OSPF適用に関係するコンフィグレーションコマンド一覧
コマンド名 説明 disable OSPF動作の抑止を設定します。 ip ospf area インタフェース単位でのOSPF動作制御を設定します。 network OSPFが動作するネットワークアドレス範囲(アドレスとワイルドカードマスク)と,所属するエリアIDを設定します。 router-id ルータID(ルータの識別子)を設定します。 表11-4 AS外経路広告に関係するコンフィグレーションコマンド一覧
コマンド名 説明 default-metric 宛先までのメトリックとして,固定の値を設定します。 suppress-fa フォワーディングアドレスの広告の抑止を設定します。 distribute-list out (OSPF)※ 広告する経路を制御するための再配布フィルタを設定します。 redistribute (OSPF)※ AS外経路広告を行うための再配布フィルタを設定します。
- 注※
- 「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 15. 経路フィルタリング(IPv4/IPv6共通)」を参照してください。
表11-5 経路選択や経路学習に関係するコンフィグレーションコマンド一覧
コマンド名 説明 distance ospf OSPF経路のディスタンス値を設定します。 ip ospf cost コスト値を設定します。 maximum-paths イコールコストマルチパスの最大パス数を設定します。 timers spf LSAの生成や学習からSPF計算までの遅延時間および実行間隔を設定します。 distribute-list in (OSPF)※ AS外経路の学習抑止を設定します。
- 注※
- 「コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 15. 経路フィルタリング(IPv4/IPv6共通)」を参照してください。
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