コンフィグレーションガイド Vol.1
MACアドレス学習の移動を監視し,MACアドレスが移動した回数をカウントします。なお,MACアドレス学習の移動回数は,移動先のポートでカウントされます。移動の検出条件は,MACアドレスを学習した条件によって異なります。
- <この項の構成>
- (1) VLANでMACアドレスを学習した場合
- (2) VNIでMACアドレスを学習した場合【SL-L3A】
- (3) チャネルグループで学習した場合
(1) VLANでMACアドレスを学習した場合
学習済みの送信元MACアドレスとVLANの組み合わせを持つフレームを学習時と異なるポートから受信した場合,そのMACアドレスが移動したものと見なしてMACアドレステーブルのエントリを再登録(移動先ポートに関する上書き)します。
(2) VNIでMACアドレスを学習した場合【SL-L3A】
(a) VXLAN Accessポート
- VNIマッピング方式がVLANマッピングの場合
- 学習済みの送信元MACアドレスとVNIの組み合わせを持つフレームを学習時と異なるVXLAN AccessポートまたはVXLAN Networkポートから受信した場合,そのMACアドレスが移動したものと見なしてMACアドレステーブルのエントリを再登録(移動先ポートに関する上書き)します。
- VNIマッピング方式がサブインタフェースマッピングの場合
- 学習済みの送信元MACアドレスとVNIの組み合わせを持つフレームを学習時と異なるVXLAN AccessポートとVLANの組み合わせまたはVXLAN Networkポートから受信した場合,そのMACアドレスが移動したものと見なしてMACアドレステーブルのエントリを再登録(移動先ポートに関する上書き)します。
(b) VXLAN Networkポート
学習済みの送信元MACアドレスとVNIの組み合わせを持つフレームを学習時と異なるVXLANトンネルまたはVXLAN Accessポートから受信した場合,そのMACアドレスが移動したものと見なしてMACアドレステーブルのエントリを再登録(移動先ポートに関する上書き)します。
(3) チャネルグループで学習した場合
チャネルグループで学習したMACアドレスについては,そのチャネルグループに含まれないポートからフレームを受信した場合にMACアドレスが移動したものと見なします。
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