コンフィグレーションガイド Vol.1
次の図に示すように,マスタスイッチとして動作するメンバスイッチAとバックアップスイッチとして動作するメンバスイッチBで構成するスタックから,メンバスイッチBを削除します。
図8-3 メンバスイッチの削除(バックアップスイッチ)
メンバスイッチ(バックアップスイッチ)を削除する流れを次の表に示します。
表8-5 メンバスイッチ(バックアップスイッチ)を削除する流れ
操作の流れとその内容 設定対象 (1) メンバスイッチBの停止 本装置B
(メンバスイッチB)(2) メンバスイッチBのコンフィグレーションの削除
- モデルの削除
- マスタ選出優先度の削除
メンバスイッチA
- <この項の構成>
- (1) メンバスイッチBの停止
- (2) メンバスイッチBのコンフィグレーションの削除
(1) メンバスイッチBの停止
メンバスイッチBにログインして,メンバスイッチBを停止します。
- [手順]
- > reload stop
メンバスイッチBを停止します。
なお,マスタスイッチであるメンバスイッチAからもメンバスイッチBを停止できます。その場合は,メンバスイッチAにログインして次のコマンドを実行してください。
> reload switch 2 stop
- 電源をOFFにして,スタック構成から外します。
(2) メンバスイッチBのコンフィグレーションの削除
マスタスイッチであるメンバスイッチAから,削除したメンバスイッチBのコンフィグレーションを削除します。
- [設定のポイント]
- メンバスイッチAのコンフィグレーションからメンバスイッチBのモデルを削除すると,対応するイーサネットインタフェースのコンフィグレーションも削除されます。
- [コマンドによる設定]
- (config)# no switch 2 provision
スイッチ番号2のモデルを削除します。モデルを削除すると,指定したモデルに対応するイーサネットインタフェースのコンフィグレーションも削除されます。
- (config)# no switch 2 priority
スイッチ番号2のマスタ選出優先度を削除します。
- (config)# save
(config)# exit
コンフィグレーションを保存して,コンフィグレーションコマンドモードから装置管理者モードに戻ります。
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