コンフィグレーションガイド Vol.2
Web認証で使用するログイン画面やログアウト画面など,Webブラウザに表示する画面情報(以降,Web認証画面と呼びます)は,運用コマンドで入れ替えることができます。その運用コマンドで指定したディレクトリ配下に,次に示す画面のファイルがあった場合,該当するWeb認証画面と置き換えます。また,次に示すファイル以外にgifファイルなどの画像ファイルも同時に登録できます。ただし,登録時には各ファイルのサイズチェックだけを行い,ファイルの内容はチェックしませんので,必ず動作確認を行ってからHTMLファイルや画像ファイルを登録してください。
入れ替えることができる画面を次に示します。
- [入れ替え可能な画面]
- ログイン画面
- ログアウト画面
- ログイン成功画面
- ログイン失敗画面
- ログアウト完了画面
- ログアウト失敗画面
- Reply-Message表示画面
なお,登録したWeb認証画面は運用コマンドで削除できます。削除したあとは,デフォルトのWeb認証画面に戻ります。
また,「表8-7 認証エラーメッセージとエラー発生理由対応表」に示す認証エラーメッセージも入れ替えることができます。
さらに,Webブラウザのお気に入りに表示するアイコン(favicon.ico)も入れ替えることができます。
各ファイルの詳細は,「9.3 Web認証画面作成手引き」を参照してください。
なお,Web認証画面の登録中に次に示すような中断が起きた場合,登録した画面が表示されずにデフォルト画面が表示されます。このとき,運用コマンドshow web-authentication html-filesでWeb認証画面の登録情報を表示すると,登録が成功したかのように表示されることがあります。
- Web認証画面登録中に[Ctrl]+[C]キーを押して,意図的に処理を中断させた場合
- telnet経由でコンソールにログインし,Web認証画面登録中にtelnetが何らかの要因で切断された場合
Web認証画面の登録中に中断が起きた場合は,再度Web認証画面を登録してください。
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