コンフィグレーションガイド Vol.2


25.1.1 概要

LLDP(Link Layer Discovery Protocol)は隣接する装置情報を収集するプロトコルです。運用・保守時に接続装置の情報を簡単に調査できることを目的とした機能です。

〈この項の構成〉

(1) LLDPの適用例

LLDP機能を使用することで隣接装置と接続している各ポートに対して,自装置に関する情報および該当ポートに関する情報を送信します。該当ポートで受信した隣接装置の情報を管理することで自装置と隣接装置間の接続状態を把握できるようになります。

LLDPの適用例を次の図に示します。この例では,同一ビル内の各階に設置された本装置間の接続状態を,1階に設置した本装置Aから把握できるようになります。

図25‒1 LLDPの適用例

[図データ]