コンフィグレーションガイド Vol.2


8.5.1 内蔵Web認証DBの準備

Web認証のローカル認証方式を使用するに当たっては,事前に内蔵Web認証DBを作成する必要があります。また,本装置の内蔵Web認証DBはバックアップおよび復元できます。

〈この項の構成〉

(1) 内蔵Web認証DBの作成

運用コマンドset web-authentication userで,ユーザID,パスワード,VLAN IDなどのユーザ情報を内蔵Web認証DBに登録します。また,登録したユーザIDごとのパスワード変更および削除もできます。

登録・変更された内容は,運用コマンドcommit web-authenticationが実行された時点で,内蔵Web認証DBに反映されます。

なお,運用コマンドで内蔵Web認証DBへの追加および変更を行った場合,現在認証中のユーザには適用されず,次回ログイン時から有効となります。

(2) 内蔵Web認証DBのバックアップ

運用コマンドstore web-authenticationで,ローカル認証用に作成した内蔵Web認証DBのバックアップを取ることができます。

(3) 内蔵Web認証DBの復元

運用コマンドload web-authenticationで,ローカル認証用に作成したバックアップファイルから,内蔵Web認証DBの復元ができます。ただし,復元を実行すると,直前に運用コマンドset web-authentication userなどで登録・更新していた内容は廃棄されて,復元された内容に置き換わりますので,注意が必要です。