3.2.5 フィルタ・QoS
フィルタ・QoSの検出条件はコンフィグレーション(access-list,qos-flow-list)で設定します。ここでは,設定したリストを装置内部で使用する形式(エントリ)に変換したエントリ数の上限をフィルタ・QoSの収容条件として示します。
フィルタ・QoSの検出条件によるリソース配分を決定するために,フィルタおよびQoSの共通モードであるフロー検出モードを選択します。フロー検出モードは,受信側および送信側について,それぞれ対応する次のコンフィグレーションコマンドで設定します。選択するモードによって,エントリ数の上限値を決定する条件が異なります。インタフェース種別ごとにインタフェース当たりの上限値,および装置当たりの上限値がありますので,その範囲内で設定してください。
-
コンフィグレーションコマンドflow detection mode:受信側フロー検出モードの設定
-
コンフィグレーションコマンドflow detection out mode:送信側フロー検出モードの設定
受信側はフィルタ・QoS機能を,送信側はフィルタ機能をサポートしています。なお,受信側のエントリ数については,「(1) 受信側フィルタエントリ数」または「(2) 受信側QoSエントリ数」を,送信側のエントリ数については「(3) 送信側フィルタエントリ数」を参照してください。
(1) 受信側フィルタエントリ数
(a) モードlayer3-1のフィルタ最大エントリ数
受信側フロー検出モードlayer3-1を選択した場合に設定できるフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。
モデル |
インタフェース種別 |
受信側フィルタ最大エントリ数※1 |
|||
---|---|---|---|---|---|
インタフェース当たり |
装置当たり |
||||
MAC条件 |
IPv4条件 |
MAC条件 |
IPv4条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
イーサネット |
256 |
256 |
768※2 |
768※2 |
VLAN |
256 |
256 |
256 |
256 |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
イーサネット |
256 |
256 |
1536※2 |
1536※2 |
VLAN |
256 |
256 |
256 |
256 |
- 注※1
-
フィルタエントリ追加時,該当イーサネットインタフェースまたはVLANインタフェースに対してフロー未検出時に動作するエントリ(廃棄動作)を自動的に付与します。このため,フィルタ最大エントリ数のすべてを使用できません。フィルタエントリの数え方の例を次に示します。
(例1)
エントリ条件:イーサネットインタフェース0/1に1エントリ設定
エントリ数 :設定エントリ(1)とイーサネットインタフェース0/1の廃棄エントリ(1)の合計2エントリを使用する
残エントリ数:254エントリ使用可能
(例2)
エントリ条件:イーサネットインタフェース0/1に2エントリ,イーサネットインタフェース0/2に3エントリ設定
エントリ数 :設定エントリ(5)とイーサネットインタフェース0/1の廃棄エントリ(1)およびイーサネットインタフェース0/2の廃棄エントリ(1)の合計7エントリを使用する
残エントリ数:249エントリ使用可能
- 注※2
-
ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値があります。「表3‒28 モードlayer3-1のフィルタ最大エントリ数(ポート番号範囲ごと)」を参照してください。
装置当たりに設定できるポート番号の範囲ごとのフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。表に示すモデルでは,インタフェース種別がイーサネットの場合,ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値がありますので,その範囲内で設定してください。
モデル |
ポート番号の範囲 |
受信側フィルタ最大エントリ数※1 |
|
---|---|---|---|
MAC条件 |
IPv4条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
ポート1〜8,(25,26)※2 |
256 |
256 |
ポート9〜16 |
256 |
256 |
|
ポート17〜24 |
256 |
256 |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
ポート1〜8,(49,50)※3 |
256 |
256 |
ポート9〜16 |
256 |
256 |
|
ポート17〜24 |
256 |
256 |
|
ポート25〜32 |
256 |
256 |
|
ポート33〜40 |
256 |
256 |
|
ポート41〜48 |
256 |
256 |
- 注※1
-
「表3‒27 モードlayer3-1のフィルタ最大エントリ数」の注※1を参照してください。
- 注※2
-
括弧内は,AX3640S-24T2XWおよびAX3640S-24S2XWのポート番号を示します。
- 注※3
-
括弧内は,AX3640S-48T2XWのポート番号を示します。
(b) モードlayer3-2のフィルタ最大エントリ数
受信側フロー検出モードlayer3-2を選択した場合に設定できるフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。
モデル |
インタフェース種別 |
受信側フィルタ最大エントリ数※1 |
|
---|---|---|---|
インタフェース当たり |
装置当たり |
||
IPv4条件 |
IPv4条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
イーサネット |
256 |
2048※2 |
VLAN |
− |
− |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
イーサネット |
256 |
4096※2 |
VLAN |
− |
− |
(凡例)−:該当なし
- 注※1
-
「表3‒27 モードlayer3-1のフィルタ最大エントリ数」の注※1を参照してください。
- 注※2
-
ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値があります。「表3‒30 モードlayer3-2のフィルタ最大エントリ数(ポート番号範囲ごと)」を参照してください。
装置当たりに設定できるポート番号の範囲ごとのフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。表に示すモデルでは,インタフェース種別がイーサネットの場合,ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値がありますので,その範囲内で設定してください。
モデル |
ポート番号の範囲 |
受信側フィルタ最大エントリ数※1 |
---|---|---|
IPv4条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
ポート1〜3,(25,26)※2 |
256 |
ポート4〜6 |
256 |
|
ポート7〜9 |
256 |
|
ポート10〜12 |
256 |
|
ポート13〜15 |
256 |
|
ポート16〜18 |
256 |
|
ポート19〜21 |
256 |
|
ポート22〜24 |
256 |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
ポート1〜3,(49,50)※3 |
256 |
ポート4〜6 |
256 |
|
ポート7〜9 |
256 |
|
ポート10〜12 |
256 |
|
ポート13〜15 |
256 |
|
ポート16〜18 |
256 |
|
ポート19〜21 |
256 |
|
ポート22〜24 |
256 |
|
ポート25〜27 |
256 |
|
ポート28〜30 |
256 |
|
ポート31〜33 |
256 |
|
ポート34〜36 |
256 |
|
ポート37〜39 |
256 |
|
ポート40〜42 |
256 |
|
ポート43〜45 |
256 |
|
ポート46〜48 |
256 |
- 注※1
-
「表3‒27 モードlayer3-1のフィルタ最大エントリ数」の注※1を参照してください。
- 注※2
-
括弧内は,AX3640S-24T2XWおよびAX3640S-24S2XWのポート番号を示します。
- 注※3
-
括弧内は,AX3640S-48T2XWのポート番号を示します。
(c) モードlayer3-3またはlayer3-4のフィルタ最大エントリ数
受信側フロー検出モードlayer3-3またはlayer3-4を選択した場合に設定できるフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。
モデル |
インタフェース種別 |
受信側フィルタ最大エントリ数※1 |
|||
---|---|---|---|---|---|
インタフェース当たり |
装置当たり |
||||
IPv4条件 |
IPv6条件 |
IPv4条件 |
IPv6条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
イーサネット |
256 |
256 |
1024※2 |
1024※2 |
VLAN |
− |
− |
− |
− |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
イーサネット |
256 |
256 |
2048※2 |
2048※2 |
VLAN |
− |
− |
− |
− |
(凡例)−:該当なし
- 注※1
-
「表3‒27 モードlayer3-1のフィルタ最大エントリ数」の注※1を参照してください。
- 注※2
-
ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値があります。「表3‒32 モードlayer3-3またはlayer3-4のフィルタ最大エントリ数(ポート番号範囲ごと)」を参照してください。
装置当たりに設定できるポート番号の範囲ごとのフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。表に示すモデルでは,インタフェース種別がイーサネットの場合,ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値がありますので,その範囲内で設定してください。
モデル |
ポート番号の範囲 |
受信側フィルタ最大エントリ数※1 |
|
---|---|---|---|
IPv4条件 |
IPv6条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
ポート1〜6,(25,26)※2 |
256 |
256 |
ポート7〜12 |
256 |
256 |
|
ポート13〜18 |
256 |
256 |
|
ポート19〜24 |
256 |
256 |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
ポート1〜6,(49,50)※3 |
256 |
256 |
ポート7〜12 |
256 |
256 |
|
ポート13〜18 |
256 |
256 |
|
ポート19〜24 |
256 |
256 |
|
ポート25〜30 |
256 |
256 |
|
ポート31〜36 |
256 |
256 |
|
ポート37〜42 |
256 |
256 |
|
ポート43〜48 |
256 |
256 |
- 注※1
-
「表3‒27 モードlayer3-1のフィルタ最大エントリ数」の注※1を参照してください。
- 注※2
-
括弧内は,AX3640S-24T2XWおよびAX3640S-24S2XWのポート番号を示します。
- 注※3
-
括弧内は,AX3640S-48T2XWのポート番号を示します。
(d) モードlayer3-5のフィルタ最大エントリ数
受信側フロー検出モードlayer3-5を選択した場合に設定できるフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。
モデル |
インタフェース種別 |
受信側フィルタ最大エントリ数※1 |
|||
---|---|---|---|---|---|
インタフェース当たり |
装置当たり |
||||
IPv4条件 |
IPv6条件 |
IPv4条件 |
IPv6条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
イーサネット |
256 |
128 |
1024※2 |
512※2 |
VLAN |
− |
− |
− |
− |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
イーサネット |
256 |
128 |
2048※2 |
1024※2 |
VLAN |
− |
− |
− |
− |
(凡例)−:該当なし
- 注※1
-
「表3‒27 モードlayer3-1のフィルタ最大エントリ数」の注※1を参照してください。
- 注※2
-
ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値があります。「表3‒34 モードlayer3-5のフィルタ最大エントリ数(ポート番号範囲ごと)」を参照してください。
装置当たりに設定できるポート番号の範囲ごとのフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。表に示すモデルでは,インタフェース種別がイーサネットの場合,ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値がありますので,その範囲内で設定してください。
モデル |
ポート番号の範囲 |
受信側フィルタ最大エントリ数※1 |
|
---|---|---|---|
IPv4条件 |
IPv6条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
ポート1〜6,(25,26)※2 |
256 |
128 |
ポート7〜12 |
256 |
128 |
|
ポート13〜18 |
256 |
128 |
|
ポート19〜24 |
256 |
128 |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
ポート1〜6,(49,50)※3 |
256 |
128 |
ポート7〜12 |
256 |
128 |
|
ポート13〜18 |
256 |
128 |
|
ポート19〜24 |
256 |
128 |
|
ポート25〜30 |
256 |
128 |
|
ポート31〜36 |
256 |
128 |
|
ポート37〜42 |
256 |
128 |
|
ポート43〜48 |
256 |
128 |
- 注※1
-
「表3‒27 モードlayer3-1のフィルタ最大エントリ数」の注※1を参照してください。
- 注※2
-
括弧内は,AX3640S-24T2XWおよびAX3640S-24S2XWのポート番号を示します。
- 注※3
-
括弧内は,AX3640S-48T2XWのポート番号を示します。
(e) モードlayer3-6のフィルタ最大エントリ数
受信側フロー検出モードlayer3-6を選択した場合に設定できるフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。
モデル |
インタフェース種別 |
受信側フィルタ最大エントリ数※ |
|||
---|---|---|---|---|---|
インタフェース当たり |
装置当たり |
||||
IPv4条件 |
IPv6条件 |
IPv4条件 |
IPv6条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
イーサネット |
− |
− |
− |
− |
VLAN |
512 |
512 |
512 |
512 |
(凡例)−:該当なし
- 注※
-
「表3‒27 モードlayer3-1のフィルタ最大エントリ数」の注※1を参照してください。
(f) モードlayer3-dhcp-1のフィルタ最大エントリ数
受信側フロー検出モードlayer3-dhcp-1を選択した場合に設定できるフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。
モデル |
インタフェース種別 |
受信側フィルタ最大エントリ数※1 |
|
---|---|---|---|
インタフェース当たり |
装置当たり |
||
IPv4条件 |
IPv4条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
イーサネット |
256 |
512※2 |
VLAN |
256 |
256 |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
イーサネット |
256 |
1024※2 |
VLAN |
256 |
256 |
- 注※1
-
「表3‒27 モードlayer3-1のフィルタ最大エントリ数」の注※1を参照してください。
- 注※2
-
ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値があります。「表3‒37 モードlayer3-dhcp-1のフィルタ最大エントリ数(ポート番号範囲ごと)」を参照してください。
装置当たりに設定できるポート番号の範囲ごとのフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。表に示すモデルでは,インタフェース種別がイーサネットの場合,ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値がありますので,その範囲内で設定してください。
モデル |
ポート番号の範囲 |
受信側フィルタ最大エントリ数※1 |
---|---|---|
IPv4条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
ポート1〜12,(25,26)※2 |
256 |
ポート13〜24 |
256 |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
ポート1〜12,(49,50)※3 |
256 |
ポート13〜24 |
256 |
|
ポート25〜36 |
256 |
|
ポート37〜48 |
256 |
- 注※1
-
「表3‒27 モードlayer3-1のフィルタ最大エントリ数」の注※1を参照してください。
- 注※2
-
括弧内は,AX3640S-24T2XWおよびAX3640S-24S2XWのポート番号を示します。
- 注※3
-
括弧内は,AX3640S-48T2XWのポート番号を示します。
(2) 受信側QoSエントリ数
(a) モードlayer3-1のQoS最大エントリ数
受信側フロー検出モードlayer3-1を選択した場合に設定できるQoS最大エントリ数を次の表に示します。
モデル |
インタフェース種別 |
受信側QoS最大エントリ数 |
|||
---|---|---|---|---|---|
インタフェース当たり |
装置当たり |
||||
MAC条件 |
IPv4条件 |
MAC条件 |
IPv4条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
イーサネット |
128 |
128 |
128 |
128 |
VLAN |
128 |
128 |
128 |
128 |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
イーサネット |
128 |
128 |
256※ |
256※ |
VLAN |
128 |
128 |
128 |
128 |
- 注※
-
ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値があります。「表3‒39 モードlayer3-1のQoS最大エントリ数(ポート番号範囲ごと)」を参照してください。
装置当たりに設定できるポート番号の範囲ごとのQoS最大エントリ数を次の表に示します。表に示すモデルでは,インタフェース種別がイーサネットの場合,ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値がありますので,その範囲内で設定してください。
モデル |
ポート番号の範囲 |
受信側QoS最大エントリ数 |
|
---|---|---|---|
MAC条件 |
IPv4条件 |
||
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
ポート1〜24,(49,50)※ |
128 |
128 |
ポート25〜48 |
128 |
128 |
- 注※
-
括弧内は,AX3640S-48T2XWのポート番号を示します。
(b) モードlayer3-2のQoS最大エントリ数
受信側フロー検出モードlayer3-2を選択した場合に設定できるQoS最大エントリ数を次の表に示します。
モデル |
インタフェース種別 |
受信側QoS最大エントリ数 |
|
---|---|---|---|
インタフェース当たり |
装置当たり |
||
IPv4条件 |
IPv4条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
イーサネット |
128 |
512※ |
VLAN |
− |
− |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
イーサネット |
128 |
1024※ |
VLAN |
− |
− |
(凡例)−:該当なし
- 注※
-
ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値があります。「表3‒41 モードlayer3-2のQoS最大エントリ数(ポート番号範囲ごと)」を参照してください。
装置当たりに設定できるポート番号の範囲ごとのQoS最大エントリ数を次の表に示します。表に示すモデルでは,インタフェース種別がイーサネットの場合,ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値がありますので,その範囲内で設定してください。
モデル |
ポート番号の範囲 |
受信側QoS最大エントリ数 |
---|---|---|
IPv4条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
ポート1〜6,(25,26)※1 |
128 |
ポート7〜12 |
128 |
|
ポート13〜18 |
128 |
|
ポート19〜24 |
128 |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
ポート1〜6,(49,50)※2 |
128 |
ポート7〜12 |
128 |
|
ポート13〜18 |
128 |
|
ポート19〜24 |
128 |
|
ポート25〜30 |
128 |
|
ポート31〜36 |
128 |
|
ポート37〜42 |
128 |
|
ポート43〜48 |
128 |
- 注※1
-
括弧内は,AX3640S-24T2XWおよびAX3640S-24S2XWのポート番号を示します。
- 注※2
-
括弧内は,AX3640S-48T2XWのポート番号を示します。
(c) モードlayer3-3またはlayer3-4のQoS最大エントリ数
受信側フロー検出モードlayer3-3またはlayer3-4を選択した場合に設定できるQoS最大エントリ数を次の表に示します。
モデル |
インタフェース種別 |
受信側QoS最大エントリ数 |
|||
---|---|---|---|---|---|
インタフェース当たり |
装置当たり |
||||
IPv4条件 |
IPv6条件 |
IPv4条件 |
IPv6条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
イーサネット |
128 |
128 |
256※ |
256※ |
VLAN |
− |
− |
− |
− |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
イーサネット |
128 |
128 |
512※ |
512※ |
VLAN |
− |
− |
− |
− |
(凡例)−:該当なし
- 注※
-
ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値があります。「表3‒43 モードlayer3-3またはlayer3-4のQoS最大エントリ数(ポート番号範囲ごと)」を参照してください。
装置当たりに設定できるポート番号の範囲ごとのQoS最大エントリ数を次の表に示します。表に示すモデルでは,インタフェース種別がイーサネットの場合,ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値がありますので,その範囲内で設定してください。
モデル |
ポート番号の範囲 |
受信側QoS最大エントリ数 |
|
---|---|---|---|
IPv4条件 |
IPv6条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
ポート1〜12,(25,26)※1 |
128 |
128 |
ポート13〜24 |
128 |
128 |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
ポート1〜12,(49,50)※2 |
128 |
128 |
ポート13〜24 |
128 |
128 |
|
ポート25〜36 |
128 |
128 |
|
ポート37〜48 |
128 |
128 |
- 注※1
-
括弧内は,AX3640S-24T2XWおよびAX3640S-24S2XWのポート番号を示します。
- 注※2
-
括弧内は,AX3640S-48T2XWのポート番号を示します。
(d) モードlayer3-5のQoS最大エントリ数
受信側フロー検出モードlayer3-5を選択した場合に設定できるQoS最大エントリ数を次の表に示します。
モデル |
インタフェース種別 |
受信側QoS最大エントリ数 |
|||
---|---|---|---|---|---|
インタフェース当たり |
装置当たり |
||||
IPv4条件 |
IPv6条件 |
IPv4条件 |
IPv6条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
イーサネット |
128 |
128 |
256※ |
256※ |
VLAN |
− |
− |
− |
− |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
イーサネット |
128 |
128 |
512※ |
512※ |
VLAN |
− |
− |
− |
− |
(凡例)−:該当なし
- 注※
-
ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値があります。「表3‒45 モードlayer3-5のQoS最大エントリ数(ポート番号範囲ごと)」を参照してください。
装置当たりに設定できるポート番号の範囲ごとのQoS最大エントリ数を次の表に示します。表に示すモデルでは,インタフェース種別がイーサネットの場合,ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値がありますので,その範囲内で設定してください。
モデル |
ポート番号の範囲 |
受信側QoS最大エントリ数 |
|
---|---|---|---|
IPv4条件 |
IPv6条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
ポート1〜12,(25,26)※1 |
128 |
128 |
ポート13〜24 |
128 |
128 |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
ポート1〜12,(49,50)※2 |
128 |
128 |
ポート13〜24 |
128 |
128 |
|
ポート25〜36 |
128 |
128 |
|
ポート37〜48 |
128 |
128 |
- 注※1
-
括弧内は,AX3640S-24T2XWおよびAX3640S-24S2XWのポート番号を示します。
- 注※2
-
括弧内は,AX3640S-48T2XWのポート番号を示します。
(e) モードlayer3-6のQoS最大エントリ数
受信側フロー検出モードlayer3-6を選択した場合に設定できるQoS最大エントリ数を次の表に示します。
モデル |
インタフェース種別 |
受信側QoS最大エントリ数 |
|||
---|---|---|---|---|---|
インタフェース当たり |
装置当たり |
||||
IPv4条件 |
IPv6条件 |
IPv4条件 |
IPv6条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
イーサネット |
− |
− |
− |
− |
VLAN |
256 |
256 |
256 |
256 |
(凡例)−:該当なし
(f) モードlayer3-dhcp-1のQoS最大エントリ数
受信側フロー検出モードlayer3-dhcp-1を選択した場合に設定できるQoS最大エントリ数を次の表に示します。
モデル |
インタフェース種別 |
受信側QoS最大エントリ数 |
|
---|---|---|---|
インタフェース当たり |
装置当たり |
||
IPv4条件 |
IPv4条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
イーサネット |
128 |
256※ |
VLAN |
128 |
128 |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
イーサネット |
128 |
512※ |
VLAN |
128 |
128 |
- 注※
-
ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値があります。「表3‒48 モードlayer3-dhcp-1のQoS最大エントリ数(ポート番号範囲ごと)」を参照してください。
装置当たりに設定できるポート番号の範囲ごとのQoS最大エントリ数を次の表に示します。表に示すモデルでは,インタフェース種別がイーサネットの場合,ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値がありますので,その範囲内で設定してください。
モデル |
ポート番号の範囲 |
受信側QoS最大エントリ数 |
---|---|---|
IPv4条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
ポート1〜12,(25,26)※1 |
128 |
ポート13〜24 |
128 |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
ポート1〜12,(49,50)※2 |
128 |
ポート13〜24 |
128 |
|
ポート25〜36 |
128 |
|
ポート37〜48 |
128 |
- 注※1
-
括弧内は,AX3640S-24T2XWおよびAX3640S-24S2XWのポート番号を示します。
- 注※2
-
括弧内は,AX3640S-48T2XWのポート番号を示します。
(3) 送信側フィルタエントリ数
(a) モードlayer3-1-outのフィルタ最大エントリ数
送信側フロー検出モードlayer3-1-outを選択した場合に設定できるフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。
モデル |
インタフェース種別 |
送信側フィルタ最大エントリ数※1 |
|
---|---|---|---|
インタフェース当たり |
装置当たり |
||
IPv4条件 |
IPv4条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
イーサネット |
128 |
512※2 |
VLAN |
− |
− |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
イーサネット |
128 |
1024※2 |
VLAN |
− |
− |
(凡例)−:該当なし
- 注※1
-
フィルタエントリ追加時,該当インタフェースに対してフロー未検出時に動作するエントリ(廃棄動作)を自動的に付与します。このため,フィルタ最大エントリ数のすべてを使用できません。フィルタエントリの数え方の例を次に示します。
(例1)
エントリ条件:イーサネットインタフェース0/1に1エントリ設定
エントリ数 :設定エントリ(1)とイーサネットインタフェース0/1の廃棄エントリ(1)の合計2エントリを使用する
残エントリ数:126エントリ使用可能
(例2)
エントリ条件:イーサネットインタフェース0/1に2エントリ,イーサネットインタフェース0/2に3エントリ設定
エントリ数 :設定エントリ(5)とイーサネットインタフェース0/1の廃棄エントリ(1)およびイーサネットインタフェース0/2の廃棄エントリ(1)の合計7エントリを使用する
残エントリ数:121エントリ使用可能
- 注※2
-
ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値があります。「表3‒50 モードlayer3-1-outのフィルタ最大エントリ数(ポート番号範囲ごと)」を参照してください。
装置当たりに設定できるポート番号の範囲ごとのフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。表に示すモデルでは,インタフェース種別がイーサネットの場合,ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値がありますので,その範囲内で設定してください。
モデル |
ポート番号の範囲 |
送信側フィルタ最大エントリ数※1 |
---|---|---|
IPv4条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
ポート1〜6,(25,26)※2 |
128 |
ポート7〜12 |
128 |
|
ポート13〜18 |
128 |
|
ポート19〜24 |
128 |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
ポート1〜6,(49,50)※3 |
128 |
ポート7〜12 |
128 |
|
ポート13〜18 |
128 |
|
ポート19〜24 |
128 |
|
ポート25〜30 |
128 |
|
ポート31〜36 |
128 |
|
ポート37〜42 |
128 |
|
ポート43〜48 |
128 |
- 注※1
-
「表3‒49 モードlayer3-1-outのフィルタ最大エントリ数」の注※1を参照してください。
- 注※2
-
括弧内は,AX3640S-24T2XWおよびAX3640S-24S2XWのポート番号を示します。
- 注※3
-
括弧内は,AX3640S-48T2XWのポート番号を示します。
(b) モードlayer3-2-outのフィルタ最大エントリ数
送信側フロー検出モードlayer3-2-outを選択した場合に設定できるフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。
モデル |
インタフェース種別 |
送信側フィルタ最大エントリ数※1 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
インタフェース当たり |
装置当たり |
||||||
MAC 条件 |
IPv4 条件 |
IPv6 条件 |
MAC 条件 |
IPv4 条件 |
IPv6 条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
イーサネット |
128 |
128 |
128 |
128 |
128 |
128 |
VLAN |
− |
− |
− |
− |
− |
− |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
イーサネット |
128 |
128 |
128 |
256※2 |
256※2 |
256※2 |
VLAN |
− |
− |
− |
− |
− |
− |
(凡例)−:該当なし
- 注※1
-
「表3‒49 モードlayer3-1-outのフィルタ最大エントリ数」の注※1を参照してください。
- 注※2
-
ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値があります。「表3‒52 モードlayer3-2-outのフィルタ最大エントリ数(ポート番号範囲ごと)」を参照してください。
装置当たりに設定できるポート番号の範囲ごとのフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。表に示すモデルでは,インタフェース種別がイーサネットの場合,ポート番号の範囲ごとにエントリ数の上限値がありますので,その範囲内で設定してください。
モデル |
ポート番号の範囲 |
送信側フィルタ最大エントリ数※1 |
||
---|---|---|---|---|
MAC条件 |
IPv4条件 |
IPv6条件 |
||
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
ポート1〜24,(49,50)※2 |
128 |
128 |
128 |
ポート25〜48 |
128 |
128 |
128 |
- 注※1
-
「表3‒49 モードlayer3-1-outのフィルタ最大エントリ数」の注※1を参照してください。
- 注※2
-
括弧内は,AX3640S-48T2XWのポート番号を示します。
(c) モードlayer3-3-outのフィルタ最大エントリ数
送信側フロー検出モードlayer3-3-outを選択した場合に設定できるフィルタ最大エントリ数を次の表に示します。
モデル |
インタフェース種別 |
送信側フィルタ最大エントリ数※ |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
インタフェース当たり |
装置当たり |
||||||
MAC 条件 |
IPv4 条件 |
IPv6 条件 |
MAC 条件 |
IPv4 条件 |
IPv6 条件 |
||
AX3640S-24T AX3640S-24TW AX3640S-24T2XW AX3640S-24SW AX3640S-24S2XW |
イーサネット |
− |
− |
− |
− |
− |
− |
VLAN |
128 |
128 |
128 |
128 |
128 |
128 |
|
AX3640S-48TW AX3640S-48T2XW |
イーサネット |
− |
− |
− |
− |
− |
− |
VLAN |
128 |
128 |
128 |
128 |
128 |
128 |
(凡例)−:該当なし
- 注※
-
「表3‒49 モードlayer3-1-outのフィルタ最大エントリ数」の注※1を参照してください。
(4) TCP/UDPポート番号検出パターン数
フィルタ・QoSのフロー検出条件でのTCP/UDPポート番号検出パターンの収容条件を次の表に示します。TCP/UDPポート番号検出パターンは,フロー検出条件のポート番号指定で使用されるハードウェアリソースです。
モデル |
装置当たりの最大数 |
---|---|
全モデル共通 |
16 |
次の表に示すフロー検出条件の指定で,TCP/UDPポート番号検出パターンを使用します。なお,アクセスリスト(access-list)およびQoSフローリスト(qos-flow-list)の作成だけではTCP/UDPポート番号検出パターンを使用しません。作成したアクセスリストおよびQoSフローリストを次に示すコンフィグレーションでインタフェースに適用したときにTCP/UDPポート番号検出パターンを使用します。
-
ip access-group
-
ipv6 traffic-filter
-
ip qos-flow-group
-
ipv6 qos-flow-group
フロー検出条件のパラメータ |
指定方法 |
受信側フロー検出モード |
送信側フロー検出モード |
|||
---|---|---|---|---|---|---|
layer3-1 layer3-2 layer3-3 layer3-4 layer3-5 layer3-dhcp-1 |
layer3-6 |
全モード共通 |
||||
全条件共通 |
IPv4条件 |
IPv6条件 |
全条件共通 |
|||
フィルタ |
QoS |
|||||
送信元ポート番号 |
単一指定(eq) |
− |
− |
− |
− |
− |
範囲指定(range) |
○ |
○ |
指定不可 |
○ |
指定不可 |
|
宛先ポート番号 |
単一指定(eq) |
− |
− |
− |
− |
− |
範囲指定(range) |
○ |
○ |
指定不可 |
○ |
指定不可 |
- (凡例)
-
○:TCP/UDPポート番号検出パターンを使用する
−:TCP/UDPポート番号検出パターンを使用しない
本装置では,TCP/UDPポート番号検出パターンを共有して使用します。
-
フィルタとQoSでの共有については,複数のフィルタエントリと複数のQoSエントリで共有します。
-
フロー検出条件のTCPとUDPで共有します。
-
フロー検出条件の送信元ポート番号と宛先ポート番号では共有しません。
-
フロー検出条件のIPv4条件とIPv6条件で共有します。
TCP/UDPポート番号検出パターンを使用する例を次の表に示します。
パターンの使用例※ |
使用するパターン数 |
運用コマンドshow systemでの表示 (Resources(Used/Max)のUsedの値) |
---|---|---|
フィルタエントリで
フィルタエントリで
|
二つのエントリでは指定している送信元ポート番号の範囲が異なるため,
の2パターンを使用します。 |
2 |
フィルタエントリで
フィルタエントリで
QoSエントリで
|
上記1.の共有する場合の例です。 三つのエントリがありますが,どれも宛先ポート番号の範囲指定(10〜20)で同じ範囲を指定しているのでパターンを共有します。
の1パターンを使用します。 |
1 |
QoSエントリで
QoSエントリで
|
上記2.の共有する場合の例です。 二つのエントリがありますが,どちらも送信元ポート番号の範囲指定(10〜20)で同じ値を指定しているのでパターンを共有します。
の1パターンを使用します。 |
1 |
QoSエントリで
|
上記3.の共有しない場合の例です。 指定した範囲が同じでも送信元と宛先ではパターンを共有しません。
の2パターンを使用します。 |
2 |
QoSエントリで
QoSエントリで
|
上記4.の共有する場合の例です。 二つのエントリがありますが,どちらも送信元ポート番号の範囲指定(10〜20)で同じ範囲を指定しているのでパターンを共有します。
の1パターンを使用します。 |
1 |
注※ ()内は単一指定したときの値,または範囲指定したときの範囲です。