コンフィグレーションガイド Vol.1


3.2.2 リモートアクセス

本装置へのリモートアクセスでの収容条件を示します。

〈この項の構成〉

(1) リモートログインできるユーザ数

telnetやsshによって本装置へリモートログインできるユーザの最大数は,コンフィグレーションコマンドline vtyで設定する,ログインできるユーザ数です。なお,line vtyコマンドで設定できるログインできるユーザ数は,最大で16です。

(2) 本装置へのユーザ公開鍵の登録

SSHによって本装置へ接続するユーザが公開鍵認証を使用する場合は,ユーザ名と,該当ユーザのユーザ公開鍵を登録してください。公開鍵認証を使用する場合に登録できるユーザ数およびユーザ公開鍵数を次の表に示します。

表3‒7 登録できるユーザ数およびユーザ公開鍵数

項目

最大数

登録できる公開鍵認証ユーザ数

20ユーザ/装置

登録できるユーザ公開鍵数

10個/ユーザ

登録できるユーザ公開鍵の種類を次の表に示します。

表3‒8 登録できるユーザ公開鍵の種類

SSHプロトコル

公開鍵アルゴリズム※1

ビット数※2

公開鍵の種類

SSHv1

RSA

512〜2560

SSHv1形式

SSHv2

RSA(ssh-rsa)

512〜5120

SECSH形式※3

OpenSSH形式

DSA(ssh-dss)

1024

SECSH形式※3

OpenSSH形式

注※1

公開鍵アルゴリズムはRFC4253に準拠します。

注※2

鍵にコメントが含まれない場合のビット数です(コメントと鍵の部分を合わせて900文字までの鍵が登録できます)。

注※3

SECSH形式はdraft-ietf-secsh-publickeyfile-03に準拠します。