コンフィグレーションガイド Vol.1
- <この項の構成>
- (1) 速度とduplexの設定
(1) 速度とduplexの設定
本装置と相手装置の伝送速度とduplexを設定できます。デフォルトではオートネゴシエーションで,相手装置と伝送速度とduplexを決定します。
(a) オートネゴシエーションに対応していない相手装置と接続する場合
- [設定のポイント]
- 10BASE-Tおよび100BASE-TXでは,相手装置によってはオートネゴシエーションで接続できない場合があります。その場合は,相手装置に合わせて回線速度とduplexを指定し,固定設定で接続します。
- [コマンドによる設定]
- (config)# interface gigabitethernet 0/10
(config-if)# shutdown
(config-if)# speed 10
(config-if)# duplex half
相手装置と10BASE-T半二重で接続する設定をします。
- (config-if)# no shutdown
(b) オートネゴシエーションでも特定の速度を使用したい場合
- [設定のポイント]
- 本装置は,オートネゴシエーションで接続する場合でも,回線速度を設定できます。オートネゴシエーションに加えて回線速度を設定した場合,相手装置とオートネゴシエーションで接続しても,設定された回線速度にならないときはリンクがアップしません。そのため,意図しない回線速度で接続されることを防止できます。
- [コマンドによる設定]
- (config)# interface gigabitethernet 0/10
(config-if)# shutdown
(config-if)# speed auto 1000
相手装置とオートネゴシエーションで接続しても,1000BASE-Tだけで接続するようにします。
- (config-if)# no shutdown
- [注意事項]
- 回線速度とduplexは正しい組み合わせで設定してください。オートネゴシエーションの場合は,回線速度とduplexの両方ともにオートネゴシエーションを設定する必要があります。固定設定の場合は,回線速度とduplexの両方を固定設定にする必要があります。正しい組み合わせが設定されていない場合は,オートネゴシエーションで相手装置と接続します。
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