コンフィグレーションガイド Vol.1
- <この項の構成>
- (1) スケジューリングを使用した省電力機能に関する注意事項
- (2) スケジュール時間帯の開始・終了時間の誤差に関する注意事項
(1) スケジューリングを使用した省電力機能に関する注意事項
- 通常時間帯とスケジュール時間帯で同じ省電力機能を使用する場合は,通常時間帯とスケジュール時間帯の両方にその設定をしてください。
- 例
- 通常時間帯でポートの電力供給をOFFにするために,コンフィグレーションコマンドshutdownを設定します。スケジュール時間帯でも該当ポートの電力供給をOFFにする場合は,コンフィグレーションコマンドschedule-power-control shutdownの設定対象に,shutdownを設定したポートも含める必要があります。
(2) スケジュール時間帯の開始・終了時間の誤差に関する注意事項
スケジューリングではソフトウェアのタイマを使用しているため,CPUの負荷が高い場合などに,スケジュール時間帯の開始または終了が設定した時間とずれるおそれがあります。このずれは,通常1分を超えることはありません。また,スケジューリングによってポートの電力供給をOFFにしていた場合,スケジュールが終了してから実際に通信できるまでネットワークの構成に応じた時間が必要です。省電力機能のスケジューリングでは余裕を持った時間を設定してください。
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