トラブルシューティングガイド

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5.1.1 保守情報

<この項の構成>
(1) AX6700S,AX6600SおよびAX6300Sの保守情報
(2) AX3800S,AX3600SおよびAX2400Sの保守情報

(1) AX6700S,AX6600SおよびAX6300Sの保守情報

AX6700S,AX6600SおよびAX6300Sの保守情報を次の表に示します。

表5-1 保守情報(AX6700S,AX6600SおよびAX6300S)

項目 格納場所およびファイル名 備考
装置再起動時のダンプ情報ファイル /dump0/rmdump
  • ftpコマンドでファイル転送をする際はバイナリモードで実施してください。
  • ファイル転送後は削除してください。
BSU障害時のダンプ情報ファイル 障害が発生した系の/usr/var/hardware/bsu**.***
(Ver.10.5より前の場合は,障害が発生した系の/dump0/bsu**.***)
**:障害が発生したBSUのBSU番号
***:ダンプが採取されてからの通番。最も古いものと最新のものとの2ファイルまで格納されます。
dump bsuコマンド実行時のBSUダンプ情報ファイル コマンドを実行した系の/usr/var/hardware/bsu**.cmd
(Ver.10.5より前の場合は,コマンドを実行した系の/dump0/bsu**.cmd)
**:指定されたBSUのBSU番号
PSP障害時のダンプ情報ファイル
  • 運用系システムの/usr/var/hardware/psp**.***
    (Ver.10.5より前の場合は,障害が発生した系の/dump0/psp**.***)
    (待機系PSPで障害が発生した場合も,運用系システムに格納されます。どちらのPSPで採取されたかは,ファイル名で確認してください)
    **:障害が発生したPSPがCSU1/MSU1の場合は01,障害が発生したPSPがCSU2/MSU2の場合は02となります。
    ***:ダンプが採取されてからの通番。最も古いものと最新のものとの2ファイルまで格納されます。
  • 障害が発生した系の/dump0/rmdump
    (同時に採取されます。なお,待機系PSPで障害が発生した場合は待機系システムに格納されます)
dump pspコマンド実行時のPSPダンプ情報ファイル コマンドを実行した系の/usr/var/hardware/psp**.cmd
(Ver.10.5より前の場合は,コマンドを実行した系の/dump0/psp**.cmd)
**:指定されたPSPがCSU1/MSU1の場合は01,指定されたPSPがCSU2/MSU2の場合は02となります。
NIF障害時のダンプ情報ファイル 障害が発生した系の/usr/var/hardware/nif**.***
(Ver.10.5より前の場合は,運用系システムの/dump0/nif**.***)
**:障害が発生したNIFのNIF番号
***:ダンプが採取されてからの通番。最も古いものと最新のものとの2ファイルまで格納されます。
dump nifコマンド実行時のNIFダンプ情報ファイル コマンドを実行した系の/usr/var/hardware/nif**.cmd
(Ver.10.5より前の場合は,コマンドを実行した系の/dump0/nif**.cmd)
**:指定されたNIFのNIF番号
ログ情報 採取したディレクトリから次の名前で格納します。
運用ログ:log.txt
種別ログ:log_ref.txt

  • ftpコマンドでファイル転送をする際はアスキーモードで実施してください。
コンフィグレーションファイル障害時の情報 装置管理者モードで次のコマンドを実行し,二つのファイルをホームディレクトリにコピーします。その後,ファイル転送してください。
 cp /config/system.cnf system.cnf
 cp /config/system.txt system.txt

  • ftpコマンドでファイル転送をする際はバイナリモードで実施してください。
  • ファイル転送後はコピーしたファイルを削除してください。
障害待避情報 /usr/var/core/*.core
  • ftpコマンドでファイル転送をする際はバイナリモードで実施してください。
  • ファイル転送後は削除してください。

(2) AX3800S,AX3600SおよびAX2400Sの保守情報

AX3800S,AX3600SおよびAX2400Sの保守情報を次の表に示します。ただし,スタック構成時,保守情報は各メンバスイッチにあります。そのため,スタック構成時は各メンバスイッチの情報を採取してください。

表5-2 保守情報(AX3800S,AX3600SおよびAX2400S)

項目 格納場所およびファイル名 備考
装置再起動時のダンプ情報ファイル /dump0/rmdump
  • ftpコマンドでファイル転送をする際はバイナリモードで実施してください。
  • ファイル転送後は削除してください。
ネットワークインタフェース障害時のダンプ情報ファイル /usr/var/hardware/ni00.000
(Ver.10.5より前の場合は,/dump0/ni00.000)
ログ情報 採取したディレクトリから次の名前で格納します。
運用ログ:log.txt
種別ログ:log_ref.txt

  • ftpコマンドでファイル転送をする際はアスキーモードで実施してください。
コンフィグレーションファイル障害時の情報 装置管理者モードで次のコマンドを実行し,二つのファイルをホームディレクトリにコピーします。その後,ファイル転送してください。
 cp /config/system.cnf system.cnf
 cp /config/system.txt system.txt
スタック構成時は各メンバスイッチのファイルをマスタスイッチにコピーしてください。
 cp switch <switch no.> /config/system.cnf system_<switch no.>.cnf
 cp switch <switch no.> /config/system.txt system_<switch no.>.txt

  • ftpコマンドでファイル転送をする際はバイナリモードで実施してください。
  • ファイル転送後はコピーしたファイルを削除してください。
障害待避情報 /usr/var/core/*.core
  • ftpコマンドでファイル転送をする際はバイナリモードで実施してください。
  • ファイル転送後は削除してください。

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