トラブルシューティングガイド

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7.1.1 装置の再起動

reloadコマンドを使用して,装置を再起動できます。また,再起動時にログを保存します。

コマンドの入力形式,パラメータについてはマニュアル「運用コマンドレファレンス」を参照してください。

AX6700S,AX6600SおよびAX6300Sの場合
実行例として,「待機系システムを再起動」し,BCU,CSUまたはMSUのCPUメモリダンプ採取については確認メッセージに従って行う場合の,reloadコマンドのパラメータ選択について説明します。

Step1
装置を再起動するか,停止するかを選択します。

図7-1 装置再起動・停止選択

[図データ]
Step1では,待機系システムを再起動させるので,上記の図によりパラメータは選択しません。

Step2
次にダンプ採取するかどうかを選択します。

図7-2 CPUメモリダンプ採取選択

[図データ]
Step2では,CPUメモリダンプ採取の確認をするので,上記の図によりパラメータは選択しません。

Step3
最後に,再起動または停止する系を設定します。

図7-3 停止部位選択

[図データ]
Step3では,待機系システムを再起動するので,上記の図により「standby」を選択します。Step1からStep3で選択したパラメータを組み合わせると「reload standby」となります。このコマンドを入力すると,以下のような,ダンプ採取確認メッセージが出力されます。
  1. Dump information extracted?(y/n):_
  2. standby :old dump file(rmdump 06/21 18:32) delete OK? (y/n): _
  3. Restart OK? (y/n): _
上記のメッセージが出力されるタイミングは,次に示すフローチャートの番号に対応しています。

図7-4 CPUメモリダンプ採取確認メッセージ

[図データ]

AX3800S,AX3600SおよびAX2400Sの場合
実行例として,「装置を再起動」し,CPUメモリダンプ採取については確認メッセージに従って行う場合の,reloadコマンドのパラメータ選択について説明します。

Step1
装置を再起動するか,停止するかを選択します。

図7-5 装置再起動・停止選択

[図データ]
Step1では,装置を再起動させるので,上記の図によりパラメータは選択しません。

Step2
次にダンプ採取するかどうかを選択します。

図7-6 CPUメモリダンプ採取選択

[図データ]
Step2では,CPUメモリダンプ採取の確認をするので,上記の図によりパラメータは選択しません。
Step1からStep2で選択したパラメータを組み合わせると「reload」となります。このコマンドを入力すると,以下のような,ダンプ採取確認メッセージが出力されます。
  1. Dump information extracted?(y/n):_
  2. old dump file(rmdump 01/01 00:00) delete OK? (y/n):_
  3. Restart OK? (y/n):_
上記のメッセージが出力されるタイミングは,次に示すフローチャートの番号に対応しています。

図7-7 CPUメモリダンプ採取確認メッセージ

[図データ]

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