トラブルシューティングガイド
NTPによる時刻同期ができない場合は,次の表に示す障害解析方法に従って原因の切り分けを行ってください。
表3-75 NTPの障害解析方法
項番 確認内容・コマンド 対応 1 show clockコマンドでタイムゾーンの設定があることを確認してください。 コマンドの表示結果にタイムゾーンが設定されている場合は項番2へ。 コマンドの表示結果にタイムゾーンが設定されていない場合はタイムゾーンの設定をしてください。 2 本装置とNTPサーバとの時刻差を確認してください。 本装置とNTPサーバとの時刻差が1000秒以内の場合は項番3へ。 本装置とNTPサーバとの時刻差が1000秒以上ある場合には,set clockコマンドを使用して本装置の時刻をNTPサーバと合わせてください。 3 NTPサーバとのIPv4による通信を確認してください。 NTPサーバと本装置間でIPv4の通信が可能か,pingコマンドで確認してください。 NTPサーバまたは本装置の設定で,UDPポート番号123のパケットを廃棄する設定がないことを確認してください。
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