クイックスタートガイド
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2.1.2 予備電源機構(EPU)を使用する場合
【ステップ1】 装置本体の設置
装置本体を19型キャビネットラックに搭載します。
図2-30 装置本体へのラック固定金具の取り付け(1) ラック固定金具(L)(2) ラック固定金具(R)(3) ネジ(M3×6,12本)
図2-31 装置本体へのラック固定金具の取り付け(50mm奥に調整する場合)(1) ラック固定金具(L)(2) ラック固定金具(R)(3) ネジ(M3×6,12本)
図2-32 装置本体のラック搭載(1) ネジ(M5,4本)(2) 19型キャビネットラック
【ステップ2】 予備電源機構(EPU)の設置と電源モジュールの取り付け
予備電源機構(EPU)を19型キャビネットラックに搭載します。1台のEPUから複数の装置に予備電源を給電する場合,EPUに電源モジュールを取り付けます。
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予備電源機構(EPU)を移動させる場合は,電源モジュールの取っ手を持たないでください。取っ手が外れて装置が落下し,けがの原因となることがあります。また,変形して,火災・感電の原因となることがあります。
図2-33 予備電源機構へのラック固定金具の取り付け(1) ラック固定金具(L)(2) ラック固定金具(R)(3) ネジ(M3×6,12本)
図2-34 予備電源機構へのラック固定金具の取り付け(50mm奥に調整する場合)(1) ラック固定金具(L)(2) ラック固定金具(R)(3) ネジ(M3×6,12本)
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ラック固定金具には2種類のものがあります。AC電源(PoE)モデル,電源冗長モデルおよびEPU用のものには,「24P/EPU」と記載されたラベルがあります。装置に取り付ける場合は,正しい組み合わせで使用してください。
図2-35 EPUのラック搭載(1) ネジ(M5,4本)(2) 19型キャビネットラック
図2-36 電源モジュールの取り付け(1) 電源モジュール(2) 電源モジュールスロット【ステップ3】 装置本体への電源ケーブルの取り付け
装置背面のAC電源コネクタに付属の電源ケーブルを取り付けます。
図2-37 AC電源ケーブルの取り付け(1) 予備電源給電コネクタ(保護キャップ付き)(2) ケーブルクランプ(3) AC電源ケーブル(4) AC電源コネクタ
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本装置をAC100Vで使用する場合,電源ケーブルは付属のものを使用してください。付属以外のものを使用すると,火災・感電の原因となります。また,付属の電源ケーブルを本装置以外で使用しないでください。本装置以外で使用した場合,火災・感電の原因となります。
【ステップ4】 EPUへの電源ケーブルの取り付け
EPUに電源ケーブルを取り付ける手順について説明します。
EPUには,AC電源ケーブルと,装置本体に予備電源を給電するための予備電源給電ケーブルを接続します。
図2-38 AC電源ケーブルの取り付け(1) ケーブルクランプ(2) AC電源ケーブル(3) AC電源コネクタ(4) 主電源スイッチ
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電源ケーブルは付属のものを使用してください。付属以外のものを使用すると,火災・感電の原因となります。また,付属の電源ケーブルを本装置以外で使用しないでください。本装置以外で使用した場合,火災・感電の原因となります。
図2-39 予備電源給電ケーブルの取り付け(予備電源機構側)(1) 予備電源給電コネクタ(保護キャップ付き)(2) 予備電源給電コネクタ(3) 予備電源給電ケーブル
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1台の予備電源機構(EPU)から複数の装置に予備電源を給電する場合は,予備電源給電コネクタ2以降にも予備電源給電ケーブルを取り付けます。その場合は,保護キャップを取り外して予備電源給電ケーブルを取り付けてください。また,取り外した保護キャップは大切に保管しておいてください。
図2-40 予備電源給電ケーブルの取り付け(装置側)(1) 予備電源給電ケーブル(2) 予備電源給電コネクタ(保護キャップ付き)
【ステップ5】 ダミーメモリカードの取り付け
「カチッ」と音がするまでダミーメモリカード(以下ダミーカード)を挿入し,ゆっくり指を離します。(ダミーカードの大きな切り欠きがある部分を左側にして取り付けてください。)
図2-41 ダミーカードの取り付け(1) ダミーカード(2) メモリカードスロット
【ステップ6】 トランシーバの取り付け
トランシーバをご購入いただいている場合はトランシーバを取り付けます。
レバーを図のように起こしたまま,「カチッ」と音がするまでトランシーバを挿入します。
図2-42 トランシーバの取り付け(上側のポート)(1) SFP(2) SFPスロット
【ステップ7】 セットアップ端末の接続
本装置にセットアップ端末を接続します。
図2-43 セットアップ端末の接続(1) セットアップ端末(2) RS-232Cクロスケーブル(3) CONSOLEポート
【ステップ8】 インタフェースケーブルの取り付け
インタフェースポートにインタフェースケーブルを取り付けます。
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PoE接続する場合,UTPケーブルを取り付けてから2秒以内に取り外し,取り付けを行うと,受電側の機器の電力クラスを正しく認識できないことがあります。取り外して再度取り付けを行う場合は,2秒以上間隔を空けて取り付け直してください。
【ステップ9】 装置本体の電源の投入
装置本体の電源スイッチをONにします。
図2-44 電源の投入(1) 電源スイッチ【ステップ10】 EPUの電源の投入
EPUおよび電源モジュールのスイッチをONにして,装置に予備電源を給電します。
図2-45 電源の投入(EPU)(1) 主電源スイッチ
図2-46 電源の投入(電源モジュール)(EPU-Aの場合)(1) 電源スイッチ図2-47 電源の投入(電源モジュール)(EPU-Bの場合)(1) 電源スイッチ【ステップ11】 LEDの確認
装置,EPU,および電源モジュールのLEDを確認します。
図2-48 LEDの確認
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ST1 LEDが赤点滅または赤点灯した場合,装置に障害が発生しています。装置に障害が発生した場合は,「AX6700S・AX6600S・AX6300S・AX3800S・AX3600S・AX2400Sトラブルシューティングガイド」を参照して対処してください。
図2-49 LEDの確認
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POWER LEDが緑点灯しない場合,EPUに電源が給電されていないか,またはEPUに障害が発生しています。AC電源ケーブルが正しく取り付けられているか,また,電源設備の電源が投入されているか確認してください。上記で解決できない場合は,「AX6700S・AX6600S・AX6300S・AX3800S・AX3600S・AX2400Sトラブルシューティングガイド」を参照して対処してください。
図2-50 LEDの確認(EPU-AMの場合)図2-51 LEDの確認(EPU-BMの場合)
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LED(EPU-AMの場合はDC-ALM LED,EPU-BMの場合DC-FAIL LED)が赤点灯した場合,電源モジュールに障害が発生しています。電源モジュールに障害が発生した場合は,「AX6700S・AX6600S・AX6300S・AX3800S・AX3600S・AX2400Sトラブルシューティングガイド」を参照して対処してください。
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