運用コマンドレファレンス

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reload

装置を再起動し,その際にログを採取します。通常動作時は,メモリダンプを採取します。

[入力形式]

reload [ stop ] [{no-dump-image | dump-image }] [-f]

[入力モード]

一般ユーザモードおよび装置管理者モード

[パラメータ]

stop
再起動しないで停止します。

{no-dump-image | dump-image }

no-dump-image
メモリダンプを採取しません。

dump-image
メモリダンプを採取します。

本パラメータ省略時の動作
dump-imageを選択した場合と同等の動作となります。

-f
確認メッセージなしでコマンドを実行します。メモリダンプ採取の有無を指定していない場合は,メモリダンプを採取します。

本パラメータ省略時の動作
確認メッセージを出力します。

[実行例]

  1. 装置を再起動します。
    >reload [Enter]キー押下
  2. reloadコマンド起動時,メモリダンプ採取確認メッセージを表示します。
    Dump information extracted?(y/n):_
     
    ここで"y"を入力した場合は,再起動受け付けメッセージを表示し,メモリダンプを内蔵フラッシュメモリに書き込んでから再起動します。
  3. また,すでにメモリダンプが採取されている場合には,以下のメッセージを表示します。
    old dump file(rmdump   01/01 00:00) delete OK? (y/n):_
     
    ここで,"y"を入力すると従来のメモリダンプを削除します。
    "n"を入力した場合,再起動しないでコマンド入力待ちに戻ります。
    2.で"n"を入力した場合,再起動しないで以下の確認メッセージを表示します。
    Restart OK? (y/n):_
     
    ここで"y"を入力した場合,再起動受け付けメッセージを表示し,メモリダンプを内蔵フラッシュメモリに書き込まずに再起動します。"n"を入力した場合,再起動しないでコマンド入力待ちに戻ります。

[表示説明]

なし

[通信への影響]

装置の再起動中は通信が中断します。

[応答メッセージ]

表8-11 reloadコマンドの応答メッセージ一覧

メッセージ 内容
Can't execute. コマンドを実行できません。再実行してください。

[注意事項]

ソフトウェアイメージをk.imgという名称で書き込んだMCが実装されている場合は,MCから起動します。MCから装置を起動した場合,アカウント,コンフィグレーションは,工場出荷時の初期状態となり,設定しても保存できません。通常運用時は,MCから起動しないでください。

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