ハードウェア取扱説明書

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1.1.16 AX3830S-44X4QW

AX3830S-44X4QWは以下のハードウェア仕様を備えています。

本装置がサポートするSFP,SFP+およびQSFP+については「1.7.1  SFP」,「1.7.2  SFP+」および「1.7.4  QSFP+」を参照してください。

(1)  外観

図1-49 正面外観
(1) SFP+スロット
(2) メモリカードスロット
(3) 10/100/1000BASE-Tイーサネットポート
(4) QSFP+スロット
(5) CONSOLEポート
(6) 封印シール

封印シールをはがさないでください。封印シールをはがすと,「開封済」の文字が浮かぶようになっています。「開封済」の文字が浮かんだものは,機器保証の対象外となります。

図1-50 背面外観
(1) 電源機構スロット2
(2) ファンユニットスロット
(3) 接地端子
(4) 電源機構スロット1

(2)  正面パネル

正面パネルのレイアウトを「図1-51  正面パネルレイアウト」に示します。図中の番号は,「表1-23  LEDの表示,スイッチ,コネクタ,ボタン」の番号に対応しています。

なお,AX3830S-44X4QWは消費電力を抑えるための装置スリープ機能とLED輝度制御機能(省電力輝度モード,消灯モード)をサポートしています。

図1-51 正面パネルレイアウト
表1-23 LEDの表示,スイッチ,コネクタ,ボタン
番号
名 称
種 類
状 態
LED輝度
内  容
(1)
PWR
LED: 緑
電源の投入状態を示す。
緑点灯
通常
電源ON。
緑点滅*1
通常
スリープ中。
消灯
-
電源OFF,または電源異常。
(2)
ST1
LED: 緑/赤
装置の状態を示す。
緑点灯
通常
動作可能。
*3
緑点滅
通常
準備中(立上げ中)。
緑点滅*1
消灯モードで動作中。
赤点滅
通常
装置の部分障害発生。
*2
赤点灯
通常
装置の致命的障害発生(継続使用不可)。
*2
消灯
-
電源OFF,または電源異常。
(3)
MC
コネクタ
メモリカードスロット
-
-
メモリカードスロット
(4)
ACC
LED: 緑
メモリカードの状態を示す。
点灯
通常
メモリカードアクセス中(メモリカード取り外し禁止)。
*2
消灯
-
メモリカードアイドル中(メモリカード取り付け,取り外し可能)。
(5)
CONSOLE
コネクタ
CONSOLEポート
-
-
コンソール端末接続用RS-232Cポート
(6)
LINK
LED: 緑/橙
SFP+スロットのイーサネットポートの動作状態を示す。
緑点灯
通常
リンク確立。
*3
橙点灯
通常
回線障害検出。
*3
消灯
-
ST1 LEDが緑点灯の場合,リンク障害,または閉塞。*4
(7)
T/R
LED: 緑
緑点滅
通常
フレーム送受信中。
*3
(8)
LINK
LED: 緑/橙
10/100/1000BASE-Tイーサネットポートの動作状態を示す。
緑点灯
通常
リンク確立。
*3
橙点灯
通常
回線障害検出。
*3
消灯
-
ST1 LEDが緑点灯の場合,リンク障害,または閉塞。*4
(9)
T/R
LED: 緑
緑点滅
通常
フレーム送受信中。
*3
(10)
LINK
LED: 緑/橙
QSFP+スロットのイーサネットポートの動作状態を示す。
(未使用)
緑点灯
通常
リンク確立。
*3
橙点灯
通常
回線障害検出。
*3
消灯
-
ST1 LEDが緑点灯の場合,リンク障害,または閉塞。*4
(11)
T/R
LED: 緑
緑点滅
通常
フレーム送受信中。
*3
(12)
ST2
LED: 緑
スタックのスイッチ状態を示す。
緑点灯
通常
マスタスイッチとして動作。
消灯
-
スタンドアロン状態または初期状態またはバックアップスイッチとして動作。
(13)
ID1〜ID4
LED: 緑
スタックのスイッチ番号を示す。
ID1
緑点灯
通常
スイッチ番号は1。
ID2
緑点灯
通常
スイッチ番号は2。
消灯
-
スタンドアロン状態。
(14)
RST
(RESET)
スイッチ
(ノンロック)
装置のマニュアルリセットスイッチ*5
-
-
装置を再起動する。
(15)
MODE
ボタン
(ノンロック)
(未使用)
-
-
 

*1 長い間隔の緑点滅(点灯0.5秒,消灯5秒)

*2 省電力輝度モードまたは消灯モードで動作中

*3 省電力輝度モードで動作中

*4 消灯モードを設定している場合は,リンク確立,フレーム送受信中,回線障害検出となっていることもあります。

*5 スイッチは正面パネルより奥にあります。先の細いドライバなどを使用して押してください。

RESETスイッチを押す場合,先の折れやすいものや,虫ピン,クリップなど,中に入って取り出せなくなるようなものは使用しないでください。火災・感電の原因となります。

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