コンフィグレーションガイド Vol.1
本装置とRS232Cケーブルで接続されているコンソールとの間でファイル転送をするときはzmodemコマンドを使用します。
- <この項の構成>
- (1) バックアップコンフィグレーションファイルを本装置に転送する場合
- (2) バックアップコンフィグレーションファイルをコンソールに転送する場合
(1) バックアップコンフィグレーションファイルを本装置に転送する場合
バックアップコンフィグレーションファイルを格納するディレクトリ(/usr/home/operator)にバックアップコンフィグレーションファイルを転送後,運用コマンドcopyを使用してスタートアップコンフィグレーションにコピーします。zmodemコマンドを使用してバックアップコンフィグレーションファイルを本装置に転送する例を次の図に示します。
図6-21 バックアップコンフィグレーションファイルの本装置へのファイル転送例(zmodemコマンド)
> cd /usr/home/operator > zmodem get backup.cnf …1 **B000000027fed4 **B000000027fed4 > enable # copy /usr/home/operator/backup.cnf startup-config …2 Configuration file copy to startup-config ? (y/n): y …3 #
- バックアップコンフィグレーションファイルを転送します。転送後のファイル名は転送元で指定したファイル名と同じになります。
- backup.cnfのバックアップコンフィグレーションファイルをスタートアップコンフィグレーションに使用します。
- 入れ替えてよいかどうかの確認です。
(2) バックアップコンフィグレーションファイルをコンソールに転送する場合
本装置に格納したバックアップコンフィグレーションファイルをコンソールに転送する例を次の図に示します。
図6-22 バックアップコンフィグレーションファイルのコンソールへのファイル転送例
> cd /usr/home/operator > enable # copy running-config backup.cnf …1 Configuration file copy to /usr/home/operator/backup.cnf? (y/n) : y # exit > zmodem put backup.cnf …2 **000000000000 >
- 運用しているコンフィグレーションファイルをバックアップコンフィグレーションファイルへコピーします。
- バックアップコンフィグレーションファイルを転送します。
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