コンフィグレーションガイド Vol.1

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2.2.1 ハードウェア

本装置の各モデルは,統一したアーキテクチャで設計しています。AC電源を使用するモデルは,EPU(外部予備電源)を用いて電源の冗長化構成ができます。DC電源を使用するモデルは,DC電源入力を二つ持ち,電源系統を分けることで電源の冗長構成ができます。

ハードウェアの構成を次の図に示します。

図2-5 ハードウェアの構成(ACモデル)

[図データ]

図2-6 ハードウェアの構成(DCモデル)

[図データ]

<この項の構成>
(1) 装置筐体
(2) メインボード
(3) PS(Power Supply)
(4) FAN
(5) EPU(External redundant Power Unit)

(1) 装置筐体

装置筐体には,メインボード,PS,FANが含まれています。

(2) メインボード

メインボードはCPU部,SW部,PHY部から構成されます。

(3) PS(Power Supply)

PSは外部供給電源から本装置内で使用する直流電源を生成します。AC電源を使用するモデルは,オプションのEPUを接続すると電源冗長を構成できます。これによって,本装置の運用中にPSが故障しても装置を停止させることなく運用できます。PSを交換する場合は,本装置を停止させ,本装置自体を交換する必要があります。

電源の冗長構成の詳細は,マニュアル「ハードウェア取扱説明書」を参照してください。

(4) FAN

本装置は装置内部を冷却するためのFANを装備します。

(5) EPU(External redundant Power Unit)

EPUは外部予備電源(AC電源用)で,本装置の電源冗長を構成するためのオプション機器EPU-Aがあります。1基の電源モジュールが搭載されていて,空きスロットには電源モジュールを追加できます。

本装置とは専用ケーブルで接続します。EPU供給電源から本装置に必要な直流電源を生成し,1台のEPUで複数の装置に電源を供給することができます。また,障害通知機能を備えていて,本装置からEPUを監視できます。

EPU-Aの概要を次の図に示します。

図2-7 EPU-Aの概要

[図データ]

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