解説書 Vol.1
QoS制御やDiff-serv機能はマルチメディアなどを含んだ多彩な通信トラフィックを制御できる機能です。特定の業務アプリケーションを優先して,メールやファイル転送などのトラフィックの優先順位を下げるなどの制御ができます。
本装置を使用してルータ網を構築すれば,次に示す効果が期待できます。
- 基幹系業務にインターネット技術を適用できます。また,情報系ルータと基幹系ルータを共有できるため,ルータ数を削減できます。
- 本装置によるルータ網を構築すれば,遅延・揺らぎに敏感なリアルタイムトラフィックを含むマルチメディアデータを高品質で伝送できます。
QoS制御の企業ネットワークへの適用イメージを次の図に示します。
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