解説書 Vol.2
フレームトレースに使用するコマンドを次に示します。
- 採取したフレームトレース情報の表示:show traceコマンド
- フレームトレース情報の採取開始 :debug traceコマンド
- フレームトレース情報の採取の停止 :no debug traceコマンド
- 採取したフレームトレース情報の消去:clear debug traceコマンド
対象とするフレームは各ネットワークインタフェースに固有の制御フレームおよび一般の通信フレームです。主としてデータリンクレイヤのレベルでのネットワーク障害の切り分けのため,特定のフレームを採取してフレームのヘッダ情報などを確認する場合に有効です。収集対象とするフレームは各ネットワークインタフェースによって違いがあります。各ネットワークインタフェースについて主な収集フレームと指定方法を次の表に示します。
表8-8 収集フレームと指定方法
ネットワーク
インタフェース制御フレーム 通信フレーム サポート 指定方法 サポート 指定方法 WAN ○ 制御フレーム収集モードを指定 ○
- タイムスロット
- パターンとオフセット
ATM ○ Inverse ARP × − (凡例) ○:サポートする −:該当なし
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