解説書 Vol.2

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


8.6.1 バックアップMCの運用

MCで運用中にMCの故障が発生した場合には,本装置を起動できなくなります。また,MCの故障の状態によっては構成定義情報の再入力が必要になる場合があります。本装置では同一内容の2枚のMCを用意してBCUのスロット0,スロット1の両方のスロットにそれぞれMCを挿入して運用することで,一方のMC障害時には自動的に装置がブートするMCを切り替えることができます。これによって,迅速な運用を再開できます。ただし,この場合に現用MCと予備MCの構成定義情報が不一致だと運用に支障をきたすので,常にcopy mcコマンドでコピーしておくことをお勧めします。この時ログ情報などもcopy mcコマンドを実行したときの時点の状態を予備MCに保存できます。

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

Copyright (c)2005 ALAXALA Networks Corporation. All rights reserved.