解説書 Vol.2

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3.5.6 Ping機能

IPと同様にIPXレベルでのPing(経路情報疎通)機能をサポートします。ping ipxコマンドを使用して実施します。目的装置のネットワークアドレス・ホストアドレスを指定してコマンドを実行し,相手からの応答の有無を確認することで経路疎通を確認できます。

なお,IPX-PingはIPXのECHOパケットを使用して実現していますが,ECHOパケットの応答をサポートしていない機種の場合は,Pingの応答が返りません。また,ECHOパケットの扱いについては次の仕様で動作します。相手機種によっては応答しない場合があるので注意してください。パケットサイズはコマンド実行時に指定できます。

受信時
パケットタイプ=1,ソケット=2のECHOパケットに対しパケットタイプ=2,ソケット=2で応答する。
パケットタイプ=2,ソケット=2のECHOパケットに対しパケットタイプ=2,ソケット=2で応答する。

送信時
IPX-Pingコマンド実行時に,パケットタイプ=1,ソケット=2のECHOパケットと,パケットタイプ=2,ソケット=2のECHOパケットを同時に送信し,どちらか一方の応答があれば正常とみなす。

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