解説書 Vol.2

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2.2.4　機能ブロックと構成定義コマンドの対応

本装置でDiff-servを行うには，構成定義のfilterフロー情報およびQoSフロー情報を使用して各機能ブロックに情報を設定します。機能ブロックに対応する構成定義コマンドを次の表に示します。

表2-3　機能ブロックに対応する構成定義コマンド

Diff-servの機能ブロック 本装置の構成定義コマンド
ブロック名称 機能 エントリ名称 パラメタ名称
MFClassifier フロー検出 flow filter protocol
{ip | <protocol No.> | tcp | udp | icmp | igmp |icmp6}
upper
lower
dscp
ip_source
ip_destination
port_source
port_destination
icmp_type
icmp_code
igmp_type
Marker DSCPマーキング replace_dscp
BA Classifier フロー検出 flow qos dscp
優先度指定 priority
discard
Meter/Dropper 違反検出 upc※１
違反パケットへの対応 penalty_drop
penalty_discard
penalty_dscp
Shaper シェーパ qos-queue-list queue○_bandwidth※２

注※1　upc指定時は，監視帯域を設定します。

注※2　○は，キュー番号を指定します。


DSCP値と各クラスのマッピング例を次の図に示します。

図2-6　DSCP値と各クラスのマッピング例

[図データ]

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