運用コマンドレファレンス Vol.1

show register

［機能］

RPレジスタ情報を表示します。

［入力形式］

show register rp <RP No.> <start_address> [<length>] [file <file_name>]

［パラメータ］

<RP No.>

対象となるRP番号を指定します。指定値の範囲は，「1.3　本書の記述について　(3)　［パラメータ］」を参照してください。

<start_address>

対象となるレジスタの先頭アドレスと末尾アドレス（16進数）

RP種別	先頭アドレス	末尾アドレス
AX2001R/AX2002R/AX2002RX内蔵RP	0x80000000	0xd2000000

<length>

取得するデータ長（1〜32768バイト：省略時は100バイト)

file <file_name>

データ(バイナリ形式)を格納するファイル名

［使用者レベル］

一般ユーザ

［実行例］

show registerコマンド実行後の表示例を「図14-4　show registerコマンド実行例」に示します。

RP番号1，先頭アドレス0x80000000から20バイト取得する。

図14-4　show registerコマンド実行例

>show register rp 1 0x80000000 20
  Address                    Data
------------  ------------------------------------
0x80000000    xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx xxxxxxxx 
0x80000010    xxxxxxxx
>
 

［表示説明］

［ユーザ通信への影響］

あり

［応答メッセージ］

表14-8　show registerコマンドのメッセージ一覧

メッセージ	内容
Illegal RP -- <RP No.>.	RP番号が範囲外です。<RP No.> RP番号
Illegal address value -- <start_address>.	指定先頭アドレスは範囲外です。<start_address>先頭アドレス
Can't execute this command in standby rm.	待機系RMでこのコマンドは実行できません。
Disconnected RP <RP No.>.	指定RPは実装していません。<RP No.>RP番号
Not operational RP <RP No.>.	指定RPは非運用状態です。<RP No.>RP番号
Can't access address <address>.	指定アドレスの領域にはアクセスできません。 <address>レジスタアドレス
Socket open error.	ソケット生成に失敗しました。
<file_name>:can't make file.	ファイルを作成できません。<file_name>指定ファイル名
Can't execute.	その他の要因で実行できません。

［注意事項］

• テキスト形式でファイルに格納したい場合はリダイレクト機能を使用してください。
• 先頭アドレスの指定は，RP内のCPUからみたアドレスを指定します。
• 指定された先頭アドレスの値に関わらず，アクセスの開始位置は4バイト境界位置からとなり，アクセス単位は4バイトとなります。
• CPUからの読み込みが禁止されているアドレスへのアクセスが発生するパラメータ指定をした場合のRP動作は保証されません。パラメータ指定の際には十分注意してください。

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