運用ガイド
次に示す手順で確認してください。
- 構成定義コマンドshow snmp(「構成定義コマンドレファレンス Vol.2 snmp(SNMPマネージャの登録)」を参照)を実行し,本装置の構成定義情報にSNMPマネージャに関する情報が登録されているかどうかを確認してください。
登録されていない場合は,構成定義コマンドsnmpを実行して,SNMPマネージャに関する情報を定義してください。
- 構成定義情報は正しく登録されているが,SNMPマネージャからの要求に対して応答タイムアウトする場合,SNMPマネージャ側の応答タイムアウト値を少なくとも5秒以上に設定してください。
なお,ネットワークのレスポンスが悪い(SNMPマネージャと本装置間の回線速度が低い,SNMPマネージャと本装置の間に多数の接続装置(ブリッジ,ルータ,スイッチなど)がある)場合は,応答タイム値をさらに延ばす必要があります。
- SNMPマネージャ側の応答タイムアウト値を変更しても,MIBの取得ができない場合,SNMPマネージャと本装置との間でSNMPフレームのフィルタリング(廃棄)がされている可能性があります。ネットワーク管理者にSNMPフレームのフィルタリングがされていないか確認してください(SNMPフレームは,ポート番号161のUDPフレームを使って通信しています)。
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