運用ガイド

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6.4 SNMPトラップ情報を確認する

本装置でSNMPエージェント機能を使用した場合,主に障害などが発生した場合にトラップと呼ばれるイベント通知がSNMPマネージャに送信されます。このトラップ情報によって装置の状態変化を知ることができますので,運用中は定期的に確認してください。なお,本装置固有のトラップ情報には次に示すものがあります。

表6-1 本装置特有のトラップ情報

項番 トラップの種類 意味 発行契機
1 ax2000rSystemMsgTrap システムメッセージ出力 システムメッセージを出力したとき。
2 ax2000rStandbySystemUpTrap 予備系RM正常再起動 RM二重化装置で,Cold Start以降に予備系RMが正常動作中であると判断したとき。
3 ax2000rStandbySystemDownTrap 予備系RM異常検出 RM二重化装置で,Cold Start以降に予備系RMが障害であると判断したとき。
4 ax2000rTemperatureTrap 温度状態の遷移 RMの監視している温度が,正常,注意,警告,異常の各状態に遷移したとき。
5 ax2000rAtmPvcTrap PVC障害を通知 ATMインタフェース上のPVCが,新たに一つ以上通信不可状態となったとき。

その他のトラップ情報については,「MIBレファレンス 4.2 サポートトラップ-UDP内パラメータ」を参照してください。

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