構成定義コマンドレファレンス Vol.2

qos（QoS情報）

QoS情報を設定します。

［入力モード］

グローバルコンフィグモード

［入力形式］

情報の設定

qos [wan_length_mode {short | long}]

情報の削除

delete qos

情報の表示

show qos

［サブコマンド入力形式］

なし

［モード階層］

なし

［パラメータ］

wan_length_mode { short | long}

6Mbit/s以下のWAN回線（serial, BRI, PRI, J2, BRIISDN, PRIISDN）へのフレーム送信で使用するハードウェアキュー長を装置単位で指定します。

short：送信遅延時間を重視したハードウェアキュー長です。

long ：性能を重視したハードウェアキュー長です。

本パラメータ省略時の初期値
short

［サブコマンド］

なし

［入力例］

情報の設定
QoSを使用に設定します。
 
(config)# qos
(config)# show qos
qos
(config)# 
 
情報の削除
QoSの設定内容を削除します。（QoS情報以外のQoS関連の構成定義情報が設定されている場合は削除できません。）
 
(config)# show qos
qos
(config)# delete qos
(config)# 
 
設定情報の表示
QoS機能に関するすべての設定内容を表示します。
 
(config)# show qos
qos
qos-queue-list QUEUEA
  priority
qos-interface office1 QUEUEA
qos-discard-mode nif 0 discard_mode 3
(config)# 
 

［関連コマンド］

qos-queue-list,qos-interface,qos-discard-mode,qos-ipx,qos-bridge,qos-hdlc-passthrough

［注意事項］

上記の[関連コマンド]のコマンド入力前には，必ず本コマンドを設定してください。1回設定を行えば，QoS機能の設定内容を削除しない限り，連続で入力できます。

IPルーティングプロトコル情報，IPマルチキャストルーティングプロトコル情報の変更を行い，applyコマンドを実行していない場合，本コマンドを入力するとコマンドの実行前にapplyコマンドを自動で実行し，変更したIPルーティングプロトコル情報，IPマルチキャストルーティングプロトコル情報が運用に反映されます。

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