1.3.1 インターネットプロトコル(IP)
(2) IPパケットヘッダ有効性チェック
IPパケット受信時にIPパケットヘッダの有効性をチェックします。IPパケットヘッダのチェック内容を次の表に示します。
(凡例) ○:する ×:しない −:該当しない
注※ ICMP Time Exceededメッセージを送信します。
(3) IPオプションサポート仕様
本装置がサポートするIPオプションを次の表に示します。
IPオプション |
IPパケットの分類 |
||
---|---|---|---|
本装置が発局の パケット |
本装置が着局の パケット |
本装置が中継する パケット |
|
End of Option List |
○ |
− |
− |
No Operation |
○ |
− |
− |
Loose Source Routing |
○ |
○ |
○ |
Strict Source Routing |
× |
○ |
○ |
Record Route |
○ |
○ |
○ |
Internet Timestamp |
× |
○ |
○ |
(凡例) ○:サポートする ×:サポートしない −:オプション処理なし
(4) 送信元アドレス選択
受信パケットに対する応答パケットを送信する場合は,受信パケットの宛先アドレスを送信元アドレスとして使用します。それ以外の送信パケットは,送信するインタフェースのプライマリアドレスに指定されたアドレスを送信元アドレスとして使用します。ただし,プロトコルやコンフィグレーションによって送信元アドレスが規定されているときは,そのIPv4アドレスを使用します。